ブラウン管
ぶらうんかん
テレビなどのモニターとして映像を映す装置。
概要
この名称はドイツ人のカール・フェルディナンド・ブラウン(C.F.Braun)氏が発明したことに由来。
当初は冷陰極管で、クルックス管、陰極線に蛍光面を付けた物、後に普及した物は電子銃から電子ビームが発せられ、偏向コイル、収束コイル、陽極端子を介してシャドーマスクを通り、色蛍光体へ至る。
所謂「テレビ」の代名詞としても使われるようになった。
ノスタルジックなデザインで人気があるためか、ブラウン管に似せた液晶テレビも発売されている。
ブラウン管は磁力に干渉されやすく、磁石を画面に近づけたりするとうまく表示されなかったり色がおかしくなる。その為、テレビのスピーカーには防磁対策がされていた。
また、ブラウン管は内部にあたる箇所は絶対に素人が扱ってはいけない部分でもあるなぜなら、高圧電気が帯電して危険なものだったからである。また、ブラウン管は破裂ではなく爆発する危険性もあった。