ヒエラルキー
ひえらるきー
ピラミッド型の組織図。
地位・身分が上下階層式に整えられたピラミッド型階級によって成り立つ秩序や組織、およびそれを説明している図のこと。
封建制の社会や軍隊、体育会系などで見られる。俗に言う縦社会のことである。
日本語ではローマ字読み的な「ヒエラルキー」で定着してしまっているが、英語発音をカタカナ表記で再現すると「ハイアラーキー」が近い。
神学における天使の階級、転じて宗教団体内における僧侶たちの階級を表すために考案されたものなので、英語の綴り"hierarchy"も、語頭部分に"hiero"=神聖な, 聖職の、というギリシャ語から変化した文字が含まれている。
例えば、教皇(=ハイエロファント:hierophant)という名詞もこれと同じつくりと言えよう。