概要
undertaleに登場する人間。端的に言えばこのゲームの「主人公」のこと。
予期せぬ事故で地上世界から地下世界に落ちてきてしまい、そこから脱出することが基本的なゲームの目的となる。
このゲームの舞台となる地下世界は、モンスターだけの世界であり、彼らからしてみれば主人公は異色の存在となる。
「おちてきたニンゲン」の名前はプレイヤーが決定するものの、基本的にモンスター達からは「Human(人間)」(公式日本語版だと「ニンゲン」)や二人称(「キミ」「あなた」「おまえ」など)で呼ばれる。最初に入力した名前はゲームオーバー時にみることが多い。
OP映像、Homeのリビングの本棚にある本、Snowdinの図書館、Waterfallの掲示板、などから、昔から今に至るまでの、おおよその人間とモンスターの関連性について窺える。
- 昔話「人間とモンスター間の戦争」
- 体のつくり
- 人間の文化による影響
…etc
関連タグ
ネタバレ1
主人公より前に落ちてきた人間たち
主人公がRuinsの脱出を試みる際、Torielが以前にも地下に人間が複数人、落ちてきたことを語っている。いずれもTorielが面倒を見ていたようだが、どの人間も地下からの脱出を目指して出て行ってしまい、その結果、『人間のたましい』を集めてバリアを破ることを目指しているAsgoreに殺されてしまったことがわかる。
おそらくその人間たちの残していったものだと思われる靴がHomeの子ども部屋においてある。
最初のニンゲン(First Human)
NルートでNew Homeに着くとモンスター達がかつての地下世界であった話をしてくれる。
その話によるとモンスターの王子が地下世界に初めて落ちてきた人間(First Human、公式日本語版では「最初のニンゲン」)を助け、国王と女王も王子と同じように自分たちの子どもとしてその人間を大事にしていたが、ある日人間が謎の病に倒れ、そのまま亡くなってしまったため、王子がその人間が最期に残した「地上に咲いていた花が見たい」という願いを叶えるために、亡くなった人間のソウルを吸収して地上に出た。
しかし、人間の遺骸も抱えていたため、王子が殺したと地上の人間に誤解され、傷付けられてしまう。王子は人間たちに反撃することはなく、再び地下に戻ったが、傷つけられたせいで弱っていたために彼も亡くなってしまう。人間と自分たちの息子を一遍に亡くしてしまった国王は「これから落ちてきた人間はすべて殺し、結界を破るために使う」という発案をする。女王はその案に納得できず、国王と離縁し何処かへと去って行ってしまったという。
主人公が落ちるまでにあったと思われること
Asgoreの勅命により、とある研究が行われる。
その研究から、死んだ『人間のたましい』を留めて置ける保管容器を7つ生産することに成功。
人間との徹底抗戦の体制を整えた上で、主人公が落ちてくる前に先に地下世界にやってきた人間たちは、待ち構えていたAsgoreや王国の騎士団であるロイヤル・ガード達によって殺害されたと考えられる。そして、必要な『人間のたましい』あと1つという所でやって来た人間が主人公である。
人間たちの落とし物
Asgoreとの最終決戦の際、上記の保管容器に入った6つのソウルと空の容器(おそらく主人公のソウルを入れるためのもの)を目にすることになる。このことから結界を破るために必要なソウルは7つ、初めに落ちてきた人間も含めて8人の人間が地下に落ちていたことがわかる。
Photoshop Flowey戦では集めていたソウルはFloweyに吸収されていたが、主人公の抵抗によって解放されると、ソウルたちは主人公の味方をしてくれる。
また、Photoshop Flowey戦の攻撃演出から地下世界を冒険すると手に入る装備や防具の一部は、先に落ちていた人間のものではないかという考察がある。
※ちなみに、Nルート二周目以降はFloweyは6つの人間のソウルを持ち去って逃走し、Photoshop Flowey戦にならない。