蓮巳敬人
はすみけいと
地獄耳の生徒会副会長
「貴様は、俺のために俺の話を聞くべきだ」
「言いたいことが山ほどあるが、1つ言っておく。俺をプロデュースするからには手を抜くことは許さん」
プロフィール
概要
一人称 | 俺 |
---|---|
二人称 | 貴様、お前 |
三人称 | あいつ |
主人公 | 転校生、プロデューサー |
高圧的な態度で、長い話を好む。冷静沈着、てきぱきと仕事をこなす生徒会役員・副会長。
生徒会長の天祥院英智の右腕として支える彼の学院への影響力は強い。
寺の息子で、英智とは幼馴染であり茶飲み友達。三年生の朔間零とは入学以前からの友人。
ルールに沿っている限り咎めることはない公正な目をもつが、違反者には長い説教が始まる。地獄耳。
ユニット「紅月」に所属。鬼龍紅郎は信頼する片腕、神崎颯馬は刀を振り回しかねない悪癖に時折頭を抱えつつも、1年前からついてきてくれた可愛い後輩である。
人物
高圧的なところもあるが、冷静沈着で高い判断力を持ち、生徒会副会長として手腕を発揮。
生徒会長であり幼馴染の英智を支えている。零とは昔からの付き合い。
校則やアイドル活動のルール違反者をきびしく取り締まっており、ドリフェスの企画書の審査など、執り行う業務についても極めて公正。また長いお説教は拷問級らしい。
ただし、ルール上違反しても有益ならばルール自体を作り変えてしまうという、場合によっては強引な面もあり、一例をあげればかつては校則違反だった鬼龍の裁縫請負を「校内アルバイト」として制度化した。
だが、隙のないように見えて、たまに言い間違えをしたりする。
また、眼鏡に対する愛情は底知れず、コレクションも所有している。
弓道部部長として精神力を鍛えることも怠らない。
サインは筆と墨でというこだわりがある。
後輩からは総じて堅物と認識されているが、昔は零らと共にやんちゃをしていた頃もあったらしい。
実はマンガ家を目指していた過去があり、現在でも校内ポスターを制作することも。主人公がファンになるレベルで絵が上手い。
当時のペンネームは「ミズハノメ」。
ミズハノメは神道の神であり、正体が寺(仏教)の息子である自分とバレないように敢えて選んだが英智にはバレバレである。
以下ネタバレ注意!
紅月に所属する前までは、朔間零、大神晃牙と共にデッドマンズというユニットに所属していた。
しかし、当時敬人が目論んでいた腐敗著しい夢ノ咲学院を、零を旗頭とすることで改革しようという計画は、零自身の手によって拒絶された(『追憶*それぞれのクロスロード』)。
当時は"やんちゃ"だったらしい。
しかしこのデッドマンズの一件を期に、紅月を結成するメンバーが揃うことになる。
月永レオと共にイギリスの伝説から『ロビンフッド』を名乗り、弓道場を根城に悪さをしていた生徒を成敗したことがある。その際校則に触れる手段を取るため生徒会の職権を乱用し、弓道場のみ校則が適用されない治外法権にした。しかしその行動の理由は「真面目に部活動をしたいから」であり、やはり根は真面目であったようだ。
ちなみにロビンフッドは悪の貴族から金品を奪い、貧しい人々に分け与えた義賊であり弓の名手である。