フウセンウナギ
ふうせんうなぎ
フウセンウナギとは、うなぎに近い深海魚の名称である。
概要
太平洋、大西洋、インド洋の深海に生息。
頭の骨から長くはみ出た顎と、名前の通り風船のように膨んで見える喉や胴が特徴。
さぞかし巨大な生き物を食べるのだろうと思うが、主食はエビやカニの幼体といった小さな生き物である。
大きな口を開けた状態で泳ぐことで、小さな獲物をたくさん捕まえることができる。
フウセンウナギ科は1属のみで11種が知られており、膨らむ喉という意味のラテン語であるサッコファリンクスという呼び名もある。