◆忍◆ ニンジャ名鑑#346【レッドハッグ】◆殺◆
黒髪と両目の泣きボクロ、タバコを二本同時に吸う奇癖がトレードマークの、タフな女賞金稼ぎニンジャ。
「妖婆」の名はヤクザアサシン時代のコードネームから。
得意武器はカタナ、スリケン。閉所ではナックルダスターを用いる。
（ネオサイタマ電脳IRC空間 ニンジャ名鑑より）
概要
初出は「ノット・ザ・ワースト・デイ、バット・アット・リースト・カースド・エニウェイ」。
バサついた長い黒髪の女・色褪せたデニム・拍車のついたブーツ・背中に逆さまに「婆」と赤く押されたレザー・ジャケット・腰にはカタナ。
まつげは長く、両目に泣きぼくろ。
30前後、美しいが台なしにする要素も多い……と、本作においては異例なほど容姿についての描写が豊かなキャラクター。
名鑑の通りタバコを2本まとめて吸っているが、しょっちゅう咽ている。
「ウェーゲホゲホ！」
クローム製のライターを愛用しているが、このライターを取り違えたことが原因でアマクダリ・セクトから狙われる羽目になってしまう。
ぶっきらぼうだが人情家であり、某モータルの非力な反アマクダリ運動を護衛した時にはその理由を「いじらしいのさ。義侠心が疼くんだよ」と言ってのけている。
また、ニンジャスレイヤーとも腐れ縁めいて度々共闘している。年齢も近いためか気が合うようで、どこか気心の知れた付き合いをしている。フジキドと二人で酔いつぶれながらニンジャを追う短編「ザ・ドランクン・アンド・ストレイド」はそんなレッドハッグとフジキドの楽しいかけ合いが拝める迷エピソードである。
ヘッズからの愛称はジャケットの柄にちなんで「アババ＝サン」、もしくは劇中で呼ばれた「マブ姐さん」。
ニンジャとなる以前から抗争の中で生きるヤクザアサシンを生業としていた戦士であり、彼女のカラテはアサシン時代に身につけた武術を更に発展させたものである。
ワザ・ジツ
レッドハッグはユニーク・ジツのような特殊能力を待たず、もっぱら刀やナックルダスターを用いた格闘を得意とするカラテ特化型ニンジャである。
そのワザマエは実際確かで、アマクダリ・アクシスのニンジャとも渡り合える実力者であるが、その分痛み分けのイクサが多く生傷が絶えない。
