メジロザメ科

めじろざめか

めじろざめか

概要

概要

メジロザメ目を構成する科の一つ。学名表記でCarcharhinidae。

眼は円形、瞬膜が発達、尾鰭は上葉が発達、第二背鰭は第一背鰭より小さいことなどが特徴。

下位分類

下位分類

以下の12属が有効とされる。

メジロザメ属(Carcharhinus)

メジロザメ科最大のグループ。似通った見た目の種類が多く、分類が非常に困難。

・オオメジロザメ

・ヨゴレ

など約30種類以上。

イタチザメ属(Galeocerdon)

イタチザメのみを有する属。ハート型の強力な歯が特徴。

・イタチザメ

ガンジスメジロザメ属(Glyphis)

全ての種類が河川へ侵入できる。属する全てが希少種。

・ガンジスメジロザメほか2種

ツバクロザメ属(Isogomphadon)

南米の熱帯海域沿岸にのみ生息。現生種は1種類のみ。絶滅の危機に瀕している。

・ツバクロザメ

オオヒレメジロザメ属(Lamiopsis)

インド洋などに生息。各鰭が比較的大きい。属する全てが希少種。

・オオヒレメジロザメほか1種

トガリメザメ属(Loxodon)

最大でも1m弱の小さなサメ。眼球後縁に特徴的な切込みがある。現生種は1種類のみで希少種。

・トガリメザメ

ハナジロメジロザメ属(Nasolamia)

東部太平洋にのみ生息する。吻部は比較的長い。現生種は1種類のみ。

・ハナジロメジロザメ

レモンザメ属(Negaprion)

第二背鰭が大きく、吻が短い。

・レモンザメほか1種

ヨシキリザメ属(Prionace)

胸鰭が大きく、身体の濃い青色が特徴。現生種は1種のみ。

・ヨシキリザメ

ヒラガシラ属(Rhizoprionodon)

1m弱の種類が多い、比較的小さなグループ。

・ヒラガシラほか6種

トガリアンコウザメ属(Scoliodon)

熱帯域に棲む、最も小さなメジロザメ科の仲間のグループ。

・トガリアンコウザメほか1種

ネムリブカ属(Triaenodon)

沿岸部に多い夜行性のサメ。現生種は1種のみ。

・ネムリブカ