『っしゃあ!いい加減、雑魚相手も嫌になってたとこだ!“大物喰らい”が俺の本職だからな!!』
概要
CV:濱野大輝
辺境の街を活動拠点とする冒険者の男性。階級は第三位『銀等級』。
両手持ちの大剣を振るい、戦いにおいては大物食いを本分とする重鎧の益荒男。女騎士や半森人、少年斥候や圃人の少女巫術師と一党を組み、“辺境最高”と呼ばれる一党の頭目として少年斥候や巫術師たちからは"兄ちゃん"と呼ばれ慕われている。女騎士からは密かに好意を向けられているが、色恋事が不得手なのか対応に困っている様子。
当初は大剣(グレートソード)を洞窟で使ったがために引っかかり大ピンチになったことがあるが、鍛え上げた現在の実力はギルドでもトップクラスであり、山賊や祈らぬ者達を相手に戦果を上げてきた。また、新人剣士など経験不足の冒険者を鍛えることもしている。
初のゴブリン退治ではだんびらを引っ掻けるというミスを犯したものの、冒険前にポーションや解毒剤を準備し、少女巫術師に呪文を大物を相手する時のために節約するように言うなど、失敗しても仲間とフォローしあったため痛い目を見つつも一党全員生還する事ができた。
イヤーワンでも白磁でありながら臨時の頭目として冒険者達に指示を出し、少々の犠牲を出しつつも本隊と合流するまで耐えきってみせた。
銀等級らしからぬゴブリンスレイヤーを表向きは疎んじてはいるものの、その実、故郷を小鬼禍から守った人物として彼には感謝している。そのためか、女神官達を除けば冒険者の中では、最もゴブリンスレイヤーに気さくに声をかけている人物でもある。
また、戦略や冒険の志向がゴブリンスレイヤーと似ている部分があり、自身の能力を補強する為のマジックアイテムや薬品を器用に使い分けて戦闘を有利に導いたり、ゴブリンスレイヤーや槍使いと即席のパーティを組んだ際は、ゴブリンスレイヤーの突飛なアイデアに対して、難色を示す槍使いをよそに迷う事なく賛同している。
蛮族と蔑まれた男が己の腕一本で偉大な王にまで登りつめる英雄譚にあこがれている節があり、自身を野蛮人と罵る相手に対する返しとして引き合いに出す事がある。
余談
やる夫AAではベルセルクのガッツが配役されているが、孤独だった初期のガッツよりも仲間の増えた現在のガッツのほうが立ち位置が近い。