概要
大学合格の嬉しさと、新生活への期待で冷静な判断ができず、第二外国語の中でも屈指の難易度を誇るドイツ語をなんなとなくで決めてしまった人に見られがちである。高校の時と変わらないノリで、「自分なら大丈夫」、「テストで取り返せる」と油断していた人間が陥りやすい、この世で最も身近な地獄への入り口。
取りがちな人間
大学に進学して一人暮らしを始めた人間に多く見られがちである。なんとなくでドイツ語を選んだ人も単位を落としやすく、男性、女性名詞の区別がつかなくなる瞬間が落単の分水嶺である。二年以降でドイツ語の再履修を終えられる確率は八割(筆者の体感)であり、大抵の人は反省して講義に取り組むが、たまに救いようのない人間も出現するのが大学という場所である。