概要
CV:森久保祥太郎
元テンパ(アニメ版では、元ツェルー)のGCである、GS。ライセンスは不明だが、戦闘スタイルは日本刀による二刀流。現在のテンパのGCと同じく本来は変異種である鳥人。後述の理由により翼を失っている。
666年前のテンパでは致死率の高い病が大流行しており、村人たちは雹のような鳥人たちが病を流行させたのではないかとの迷信から疑心暗鬼に陥った末、雹の幼い弟の瑠璃を血清を得る目的で殺害。体を木に吊し上げられ、血を一滴残らず抜き取ると言う凄惨な仕打ちを受けた愛する弟の亡骸を目の当たりにした雹は、トラブルキッズとなり処刑されることを覚悟の上で村人たちへの復讐を決行した。復讐を終えた後、自らの翼を刀で切り落とし、針の塔からの沙汰を待っていたが、現れた針の塔の使いであるチャラに永遠の時を生きると言うGSに勧誘される。種族柄短命であるがため、永遠の命を求めたことと、変異種たる鳥人の憎悪が世界を蝕む力を有することから、自身が生き続けることで弟を奪った世界に復讐するのを目的としてその誘いを承諾し、GSとなった。
現在は針の塔の事実上の指揮官にもなっており、GSの資質が反応すると自らツェルブワールドに赴く。
冷酷な性格だが、過去の事件の影響からか、「強い男の子」が大好きなホモ。
セカンで爆と戦い、GCながら自分に傷をつけた爆に惚れて以降、大量の鼻血と涙を出すため、部屋にドリンクを常備するようにもなる。
針の塔における爆との戦いで己の弱さと爆に惹かれた理由、そして過ちを知り、チャラの離反、喪失を経て誰かの死を悲しんで涙を流すまでに人間らしい心を取り戻した。以降は爆に協力し、戦いのために翼が復活する。針の塔に逆らった罰として家族に死の呪いを与え長きに亘り苦しめてきたシルバにも謝罪、どのような罰も受け入れる姿勢を示した。最終決戦後は故郷を同じくするハヤテとチャラ(種からまた育成している)と共に生活しているが、亡き弟の代わりに変な服ばかり着せられるなどの理由からハヤテには若干疎まれている模様。この時には鳥人特有の短命と言う枷が無くなっており、普通の人間として生きながら、爆にますます惚れ込んでいる。