エクセリア
えくせりあ
4800万年くらい前(新生代始新世)のイタリアに生息した魚。名前の意味は「エクセルさんにちなむもの」。
概要
大きな背びれと長い腹びれが特徴的な魚で大きさ11センチくらい。当時ユーラシアを縦断していた浅い海「テチス海」に生息していた。
このテチス海は現在のアルプス山脈やヒマラヤ山脈、カフカス山脈等がある辺りにあり、恐竜時代より昔の3億年くらい前から新生代第三紀の半ば(2500万年くらい前)まで存在していた。
エクセリア自身は絶滅種だが、現在も生きているスダレダイという魚がこれに近縁。とても体高の高い平たい魚で、大きな背びれこそないが体型は似ている。