ストーリー
苦難に満ちた旅路の果て、ついに魔王の元へたどり着いた勇者は、激戦の末に魔王を追い詰める。だがその時、思いも寄らない事態が起こった。
「人間にしてはよくやるようだ。どうだ? ワシと手を組まないか? 今なら世界の半分を、オマエに譲ってやろうじゃないか」
勇者は思った以上に思考がライトで、そして利己的だった。0.3秒で、今この場における命の危険や老後の生活を計算し、答えを弾き出した。
「オッケー!」
こうして前代未聞の協定を結んだ勇者は、その証とばかりに、まずは魔王によって幽閉されていたお姫様に手をかける。
そして彼の暴走はそれだけにとどまらず……。
キャラクター
【主人公】
ルカス
腕も立つが口も立つ、天下御免の放蕩勇者。
腕っ節が強く、舌先にも自信がある。自分に都合のいい論理を並べ立てて、煙に巻くのも得意。
極めて女好きで、手が早く、エロのためなら労力を惜しまない。
亡国の姫君
シャルロット
CV:未来羽
魔軍の侵攻を受け、攻め滅ぼされたリコルナ王国の姫。
魔王城に幽閉されているところを、魔王と手を組んだ勇者に襲われる羽目に。
気位が高く、言うべきことはシッカリ主張するタイプで、頭の回転の速い行動派。どんな状況下であってもへこたれない不屈の人。
冷厳なる魔将
ライラ
CV:桃井いちご
魔王の実の娘であり、魔軍を統率する将軍の一人。
剣技・魔力ともに、その地位と肩書きに相応しく、並みの人間ではまるで歯が立たない。
厳格で、規律に厳しい。自分にも厳しい。部下を叱り飛ばすことも多いが、面倒見は良いし、美人だしなので、周囲から尊敬されている。
欲に目がくらんで、魔王と手を組んだ主人公を軽蔑していて、主人公に対して馬鹿にしたような態度を取る。
武闘僧侶
メリル
CV:青川ナガレ
勇者に仕える、悩める武闘僧侶。
主人公を勇者と認めていて、彼に仕えることを使命としている。…が、ハチャメチャな主人公の行動に、ため息の出る日々。
主人公の無茶な行動を思いとどまらせようと努力するが、結局、巻き込まれる。
割りを食う役割の苦労性の人。
迅雷の魔王
ダイゴリアス
すべての魔族の上に君臨する、最強の存在。
世界のすべてを手中にすべく、人間の国へ攻め込んでくる。
性格は豪放にして豪胆。
主人公に取引を持ちかけたのも、単純に主人公が気に入ったからという面が大きい。
慈悲の法王
ステラ
CV:倉田まりや
聖王国ダレーナの法王で、王国内最高の権力者。
穏やかな性格ながらも芯は強く、民衆からは「聖女様」と慕われている。
女勇者
レン
CV:芹園みや
ルカスと同じく、勇者の称号を持つ少女。
謙虚で控えめな性格だが、剣の腕は達人級。
氷の女帝
ディアナ
CV:七ヶ瀬輪
北の帝国シュターツァンヴァルトの皇帝。
冷酷な君主で、常にどこか冷めたところがある。
大魔術師
ナナ
世界にその(悪)名を轟かせる大魔術師。
自信過剰で偉そう。暴走傾向あり
究極ゴーレム
マリー
ナナの最高傑作である人型魔導兵器。
感情の起伏がほとんどない、クールビューティ。
東国の美姫
シズナ
独自の文化を誇る東の島国・蓬莱の姫。方術の要。
おっとりとしたノンビリ屋。
非情のくの一
アズサ
シズナに仕える女忍者。
まさに刃の下に心といった感じ。常に沈着冷静で、無口な堅物。
享楽主義者の竜人
リンド
竜人族の長老。
「毎日が日曜日」がモットーのH大好き享楽主義者。
女市長
エレーヌ
港湾都市ウォルシャカの市長。
生真面目な働き者。苦労性が染みついている。
熱血エルフ娘
クラウ
エルフの娘。
自然を愛する熱血漢。喧嘩っ早い肉体派。
魔軍の将
ポーリー
デュラハン。
職務を堅実にこなす、忠心あふれる有能な軍事官僚。
シスターアリシア
魔物や、人間の住む世界をドロップアウトした無法者たちの住む悪徳の町に囚われているシスター。
正義を信じ悪徳を憎む、敬虔な神の使徒で、悪徳の町唯一の良心。
新米族長
イルファ
砂漠に暮らす遊牧民の新族長。
内気で弱気。引っ込み思案。常にアワアワ、オドオドしている。