概要
骨折や靭帯損傷などの治療において患部が動かないよう外から固定、保護をする時に用いられる包帯材料。もしくは包帯法を指す。
ドイツ語で「石膏」を意味するGipsが語源。
包帯は石膏粉末と綿布を組み合わせたものが使われてきたが、よりスピーディーな処置と強度が得られることから水硬性樹脂を含んだガラス繊維(グラスファイバー)製のものが近年の主流となりつつある。
また「○○養成ギプス」のように、特定の能力を会得するための手段や装置に用いられる場合もある。
発音のしやすさから「ギブス」と訛って認識されていることが多い。