概要
石膏とは硫酸カルシウム(CaSO4)を主成分とする鉱物である。
建材(石膏ボードやプラスター)やギプスの素材などとして使われるが、美術の世界では石膏像でお馴染み。
豆腐製造時の凝固剤、ビールに添加されるなど食品添加物としても用いられる。
扱い方
自然界から「バサニ岩」として発掘される石だが、これは「焼石膏」というもので1/2水和物であるが、水和物については化学のサイトでも調べてください。
この焼石膏と水を反応させると二水石膏となり固まる。
使う際はボウルに入れた水に焼石膏の粉末を入れる。
衝撃で硬化が進んでしまうのでふりかけるようにして静かに入れる。
量の目安は粉が水面につくぐらい。
これをヘラで混ぜると硬化が進む。
水と混ぜた最初はトロトロの液状なのだが熱を発しながら乾き、固まる。型に流し込むことで形を取れる。
関連タグ
漆喰...こちらは消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材。