「彼女たちと関わってはならない。“普通”の日常を続けたいのなら。」
概要
2005年に発売されたアダルトゲーム。ジャンル名は『ダウナー系青春恋愛AVG』。
日常に退屈している少年が風変りな少女達との出会いをきっかけに、徐々に奇妙で歪んだ日々に巻き込まれていく物語。
個性的なキャラクター達の行動によりしばしば超展開が見られるが、その裏には暗く陰鬱が真相が含まれており、ルートによっては鬱ゲーの様相を呈したENDを迎えることになる。
主な登場人物
加々見公平(かがみ・こうへい)
主人公。平坦な日常に退屈している少年。
ある時3人の変わり者の少女に出会ったことで日常が一変したものの、今度は彼女達の言動に悩みながら無力に流される日々を送ることとなる。
学校でも遊びでもバイトでも、何でもそつなくこなせる程度の適応力を持つ。
白木あえか(しらき・あえか)
公平の通う学校に転校してきた少女。『Case1:-Bullying-』。
内気で引っ込み思案な性格で、クラスでは浮いてしまっている。
ネガテイブでよく精神を乱しがちだが、そのストレスは度々内向的な行動として現れる。
桐宮弥津紀(きりみや・みづき)
生徒会長。『Case2:-Interpersonal-』。
成績優秀だが心の芯が弱くハメを外しやすい少女。
将来に不安を抱いており、未来のことは考えないようにしている模様。
ケットシー・ねこ子
真夜中の繁華街を彷徨っている、謎の少女。『Case3:-Drug-』。
猫耳付きのファンシーな衣装に身を包み、よく破綻した言葉を喋る。
自称『夜の妖精』で、妖精の国に帰る為に街中を徘徊しているようだが……。