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十鬼蛇二虎の編集履歴

2020-07-18 21:54:51 バージョン

十鬼蛇二虎

ときたにこ

「ケンガンアシュラ」の登場人物。

注意!!この記事は冒頭から多くのネタバレを含みます






概要

ケンガンアシュラの主人公である十鬼蛇王馬の、「二虎流」の師匠。名前も親兄弟も無かった王馬にとっては、名付け親であり父親同然である。長く結った挑発とマントがトレードマーク。


濃い眉に無精髭の渋いイケメンで、女を口説くのが好きな他、武術の指南では「グワーッ」などざっくりとした表現を用いるなど適当な面も多く、王馬からも後に言われているが初見泉に近いイメージがある。


しかし初見同様本気になった二虎は強く、そして容赦がない。最終奥義『鬼鏖』の伝授をする際は(そうしないと伝授できないという事情もあったものの)、本気で王馬のことを殺しに来るような鬼気迫る勢いであった。


奥義伝授後、王馬が「本物の二虎」を名乗る男から与えられた「憑神」の能力を、桐生刹那に能動的に発動されて大暴れしているのを取り押さえ、二度と発動できないよう「枷」を嵌めた。その後「本物の二虎」との闘いで負った傷が癒えないまま、桐生刹那の師匠である平良厳山と闘い、死亡したという。


桐生刹那は元々王馬を「自分を罰してくれる絶対神」と信じており、長らく探してようやく見つけたのだが、その時はちょうど王馬がただの子供として二虎に扱われているところであったため、「神を堕落させた」として二虎流ともども激しく憎んでいる。


また王馬は拳願絶命トーナメント期間中、自分の記憶が生み出した二虎の幻覚を長く見ており、これに惑わされたこともあったが、そのうち二虎流を使いこなすヒントを得ている。


『真相』

しかし物語終盤に黒木玄斎が明かした真相によると、「十鬼蛇二虎」は古流柔術「臥王流」の最後の継承者であった臥王鴾角の弟子全員のことを指すという。


臥王は架空の『中』を統一するため長年闘ってきたが成し遂げられず、後の世代に託そうと身寄りのいない子どもたちを選り直ぐって育てた。

『中』の人間であることを示すため、いずれも『中』の地区名である「十鬼蛇」「二虎」を名前に選び、さらに各地での活躍が伝説として独り歩きすることを狙って全員に同じ名前を名乗らせた。


そして臥王流から現代に通用する技を抜き出して「二虎流」として再編纂するのに、臥王の旧知の友であった黒木の「怪腕流」の師匠が大いに協力しており、技術的な交流もあった。こうした事情から、黒木は一部二虎流由来と思われる技を使用することができるようだ。


しかし二虎たちに最終奥義を伝授しようと籠もった餓鬼ヶ原樹海の中で「何か」が起きて大半の二虎たちが死亡。残りの二虎たちは散り散りになり、臥王もそれきり姿を消した。


樹海の悲劇から10年後、王馬の師匠の方の二虎が黒木を訪ねてきており、両者には面識がある。

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