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茜雫の編集履歴2020/07/28 02:48:42 版
編集内容:記事修正。

CV:斎藤千和

概要

一護とルキアの前に現れた死神の少女。この物語の重要人物。

自由奔放な性格で、終始一護を振り回す。

謎が多い少女で自分の記憶の食い違いから不意に混乱を引き起こすことがある。

斬魄刀は『弥勒丸(みろくまる)』。解号は「夕闇に誘え『弥勒丸』(ゆうやみにいざなえ『~』)」

ネタバレ注意

彼女の正体は魂魄から外れた記憶の集合体「思念珠」である。

思念珠とは輪廻から外れた欠魂(ブランク)から抜け落ちた記憶が収束し現世に現れたもので、彼女の持つ斬魄刀『弥勒丸(みろくまる)』は数十年前拘流に飲み込まれたある隊士のもの。

本人はそのことを自覚しておらず、時折自分の記憶の食い違いで混乱していたのは多数の人間の記憶が混じっていたため。

思念珠は叫谷の中心に備え付けると、記憶を求め彷徨う性質を活性化させた欠魂が争うように思念珠に近づこうとして叫谷自体を収縮させる。

この収縮は尸魂界と現世は衝突してしまい世界は破壊するほどの力を発生させ、厳龍にはその性質を利用されかけてしまう。

一護によって厳龍は倒せれ救出されるものの、既に尸魂界と現世の間には引力が生じてしまい放っておくと世界の崩壊は免れなくなってしまう。

彼女は世界の崩壊を止めるために自らを犠牲に欠魂のエネルギーを一度に放出し爆発させ二つの世界の融合を防いだ。

力を使い果たし消滅する直前彼女は一護にお願いし、自分の中の記憶のうちの一つの人物のお墓に連れて行ってもらい自分の家族や自分の存在を確認させてもらう。

そこに茜雫の名前は存在していなかったが、一護は存在していると告げ彼女は安心して消滅していった。

そして、時が経ち、一護は町を一人で歩いていたその時、彼女が無くした赤いリボンが風に運ばれて一護はそれを手に取る。その瞬間、笑顔で走っている少女が一護から通りすぎていった。その少女は茜雫に良く似ていた。一護はその時、笑みを浮かべてそのまま歩いていった。

因みにアニメの203話で彼女の後ろ姿らしき人物を確認できる。

映画オリジナルキャラで出番自体は最初の映画のみだが、その自由奔放さや優しくも繊細な性格、そして、一護との深い関わりと自己犠牲的な最後など印象に残りやすく、ブリーチのアニメオリジナルキャラの中では高い人気がある。

また、ブリーチのラジオにおいてオリジナルキャラで唯一ジャケットになっていたり、ゲームにも出演するなど公式からも結構優遇されている。

原作者曰く、彼女のキャラデザのコンセプトは女版恋次らしく、確かに髪の括り方や顔立ちが少しだけ似ている。

最終章千年血戦篇において

直接彼女は登場しないが叫谷について言及する場面があり、一護は一度叫谷に行ったことがあると言っている(因みに単行本では叫谷について知りたければ映画一作目を見てくださいと書かれている)。つまり、一護は少なくとも茜雫のことを覚えていることになり、茜雫のファンは驚きと共に胸を撫で下ろしたことだろう。茜雫の物語自体が映画オリジナルストーリーであるものの、原作と関わりがある稀有な例であると言える。

因みに原作最終話に恋次とルキアの子供である阿散井苺花が登場しており、茜雫と見た目がかなり似ている(というより小さい茜雫)。茜雫は恋次とルキアの別の世界線の子供をイメージしてデザインされた事から茜雫と苺花が似ていると思われる。

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