概要
CV:手塚ヒロミチ
鬼灯の冷徹に登場する十王の1人で第十裁判所の五道転輪庁を担当している。
童顔風の若い男性で。聡明なのだが楽観的でポヤンとした天然な面を持つ。一方でかなり強かでもありサタンが僵尸の作り方を教えるように押しかけた際には覚えてないとのらりくらりとかわしつつ、最終的にサタンが帰ったあとで鬼灯に実際はどうなのかと問われてへらへら笑いながら「覚えてますよ」と答える豪胆さの持ち主。
五官王同様に端的に見た目が良いので取材が多いらしい。
基本亡者は49日に7番目の太山王の判決で結審するので、再審担当の平等王、都市王、五道転輪庁に会わない亡者もいるが、太山王の判決でも決まらず、かなりの重罪で供養が厚く十王の前で嘘をついて裁判を長引かせるとんでもない亡者が再審になる(十王の前で嘘をつくとその度にフルボッコ)。
再審は平等王から始まり、平等王、都市王でも決められなかった時に彼の出番となる。
五道転輪王の判決が本当の最終判決なのでここで刑が確定する。
なおイラスト検索の場合は五道転輪王で調べるといい。
生前は中国の道士。
墓から僵尸を掘り起こす召鬼法と返魂の術は得意だが、一番大事なお経をよく噛むなど、それ以外の他の術は全く苦手なのを楽観的に受け止め、自身をポンコツ道士と自称し、ダメ仲間と麻雀ばかりしていた。
ある日、墓から状態のいい少女僵尸を掘り起こし、仲間から「御付にしてもらえ」というアドバイスを受け、名前を考える際に偶然麻雀牌の「中」が落ちたのをきっかけにその少女僵尸をチュンと名づけた。
先述の通り第十裁判所の五道転輪庁で下された判決で刑が確定するので逃亡する亡者が非常に多い事が問題で、数百年前に改革が行われた際に五道転輪王となった。
僵尸は男女問わず凶暴で馬鹿力。中には神通力を持つ者もいて鬼灯ですら「暴れられると敵わないのであまりかかわりたくない」と言うほど恐ろしい化け物だが、逆に僵尸を利用できれば頼もしい存在なので僵尸であるチュンにとっては今の仕事は天職で、僵尸を操る術者である五道転輪王本人も十王庁にとってはこの上ない人材。