人物
名前はモンゴル語で「祝福」を意味し、作中でも度々そのことが言及される。
10歳前後の少年。ヤラルトゥという大鷲を連れている。この鳥、飼い主であるユルールと同じくらい(翼を含めたらユルールより)デカい。なんなんだアンタ。
尚武の気風の強いツォグ族にありながら書物や音楽を好む、珍しい存在。
腹違いの兄、神箭の将軍ハラバルがいる。
馬頭琴をいつも背負っており、演奏も得意。
本人はあまり武術は得意ではないと思っているようだが、弓をかなりの距離から細いロープに狙って当てられるあたり、十分に才能に恵まれているようだ。
玉音同を運ぶ旅の最中、様々な人と出会い、別れ、そのなかで大きく成長しており、最新刊では大変凛々しくなっている。
戦闘能力はシュトヘルやハラバルやグルシャンのようなチート格の連中に比べればさすがに劣るが、ヤラルトゥの支援や、その聡明さと強い意志により、実は結構高いかもしれない。