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InterFMの編集履歴

2020/10/27 09:44:30 版

編集者:秋葉原秋葉

編集内容:JFNCによる買収に関する記述を追記。

InterFM

いんたーえふえむ

東京とその周辺、名古屋とその周辺を放送対象地域とするFMラジオ局。東京のInterFMはMegaNet(メガネット)系列の基幹局を担う。

概略

関東地方のうち、東京23区、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、成田空港、愛知県名古屋市および瀬戸市、豊田市、岡崎市、常滑市、豊橋市を放送対象地域とする特定地上基幹放送事業者である。愛知県は正確に言うとRadio NEOの放送対象地域として扱われる。

概略(InterFM897)

放送局概略(InterFM897)

系列MegaNet
略称なし
コールサインJODW-FM
親局東京89.7MHz/10kw(東京タワー
中継局横浜76.5MHz/300w(三ツ池公園)

1995年1月の阪神淡路大震災を機に日本在住、あるいは訪問中の外国人への情報提供手段として外国語放送局の設立が課題となり、急遽大阪と東京に周波数が割り当てられた。大阪ではAPEC大阪会議に間に合わせるために1995年10月16日には関西インターメディア(FM COCOLO)が開局した。

一方東京ではニフコを中心に英字新聞を発行するジャパンタイムスの連合とカシオが中心となって結成された連合の競願で申請され、ニフコ側に軍配が上がった。

平常時は音楽番組中心の編成としているが、聴取率では首都圏最下位でバブル経済崩壊後に開局したために売上も思うように伸びなかった。更に東京タワーの送信アンテナの位置が低いことも聴取率の伸び悩みに影響した。

開局時点での周波数は76.1MHzと日本国内用FMラジオの最下端の周波数を割り当てられていたが(当時テレビのアナログ放送が終わっていなかったため、アナログ放送で1チャンネル(90~96MHz)を用いていた関東地方に於いて基本的に86MHz以上の周波数を割り当てられなかった)、当然この周波数では海外で市販されているラジオ(大抵87.5~108MHz)では受信できない。デジタル化終了後、名目上「送信アンテナ高引き上げ」で別周波数を割り当て(現周波数)、移行期間をへて現在の周波数に一本化。

一時テレビ東京の連結子会社となっていたが、テレビ東京がテレビジョン放送事業に経営資源を集中させるために木下工務店の完全子会社となるも、それも2020年9月にTOKYOFMの子会社であるジャパンエフエムネットワーク(JFNC)に売却、その上で同年11月からは平日昼の時間帯に『Seasoning -season your life with music-』『Happy Hour Party!』の2番組(名目上「東京発」となっているが、所謂「裏送り」の番組であるためTFMでは放送されていなかった)からネット受けを開始する。

これにより「地方系列局向けのJFNC番組を東京でも聴取出来る」様になる一方で「キー局がキー局を買収した」事にもなるため、*TFM本局との棲み分けが大きな課題にもなる。

概略(Radio NEO)

放送局概略(Radio NEO)

系列MegaNet
略称なし
コールサインJOCW-FM
親局名古屋79.5MHz/5kw(東山タワー

元々中京エリアの外国語放送局にRADIO-iがあったが、経営不振により2010年に閉局した。それ以来外国語放送空白地域となった名古屋地区だが、2012年にInterFMが名古屋地区に新たに外国語放送局を開局するという計画を発表し、総務省も2013年11月にはInterFMに予備免許を交付。周波数や出力はRADIO-iと同一だが、送信場所が三国山から中京テレビ鉄塔に変更されている。

番組編成は東京の本局からのネット番組と名古屋局独自番組の混成を予定していたが、開局からしばらくは東京からの垂れ流しばかりで名古屋ローカルは交通情報とパブリック・サービス・アナウンスメントだけだったが、2014年10月より「InterFM Music Mix」の名古屋選曲版である「60☆758」を名古屋ローカルで開始している。

2020年3月、経営不振を理由に2020年6月末を持って停波、事業終了が発表された。

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2020/10/27 09:44:30 版

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2020/10/27 09:44:30 版

編集者:秋葉原秋葉

編集内容:JFNCによる買収に関する記述を追記。