明治政府
めいじせいふ
倒幕後、発足した政府。
るろうに剣心における明治政府
主人公緋村剣心が幕末に戦っていた頃の同志であった維新志士達によって創設された。
表面上は新時代の日本の象徴とされているが、その裏では幕末の頃から続いている血生臭い権力抗争が行われており、政府にとって不都合な過去の悪事や関係者を闇に葬る等、政治的な負の部分が多く描かれている。
特に不都合な存在を闇に葬る所業がのちに政府となる志々雄一派誕生の最大要因となっている。
また、明治政府には大久保利通のような良心的な人物も属しているものの、全体的には健全とは言い難く、官僚となった維新志士の多くが悪い意味で保守的な者ばかりで作中では保身のために利害の一致で暗殺者と結託して政敵を始末する汚職官僚も登場していた。
それらの事情から、相楽左之助のように明治政府を嫌っている者も多い。