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1 概要影響力のある大国(Great Power)、その中でもその行動によって世界全体が左右される程の大国を一般に超大国(Super Power)と呼ぶ。
本来は第二次世界大戦後から東欧革命に至るまでの冷戦時代において、ほとんど世界全体がアメリカとソ連という二つの大国の意向で動いている外交情勢があったことから、この米国とソ連を大国を超えた超大国と呼んでいた。
ソ連の解体に伴い、アメリカだけが唯一の超大国になり、パックス・アメリカーナという時代が幕を開いた。しかし2010年代以降、巨大な人口・GDPを持つ中国も、超大国として、そして欧米諸国に脅威になりうる国家として台頭を見せている。
大英帝国時代のイギリスも超大国に分類されることがある。