明鏡国語辞典とは?
日本語の疑問を解決。表記・敬語・誤用・語法・文法などの解説が圧倒的に多い。新語や俗語も多く、「ショタコン」「ノンケ」「貧乳」「巨乳」「バグる」「もふもふ」「肉々しい」「ディスる」「バズる」「イケボ」「無理ゲー」なども載っている。
第二版では、多くの電子辞書と、一部のスマートフォンに内蔵されている辞書で採用されていた。なお、書籍版と電子版では、用例の数が後者より少なくなっている。
第三版は二色刷りになり、語釈と用例で書体が変わって見やすい紙面となった。
箱のデザインは水色と青の市松模様で、某アニメキャラクターの羽織をほうふつとさせるものとなった。
第三版では別冊付録を「明鏡 利活用索引」と改め、その内容が本文に組み込まれるようになった。
新たに「品格」欄も設けられ、例えば「少し」の類義語に「幾分・いささか・一毫・一抹・一縷」など、ほとんど硬い言葉が用例とともに掲げてある。新語や近年用いられるようになった用法にも〔新〕の表示がされるようになった。例「エモい・推し」「(話の)キモ」。
書籍情報〔第三版〕
項目数
約73,000語〔第二版より+約3,500語〕
編者
北原保雄
発行
2021年1月1日 第三版発行
- 2002年12月1日 初版発行
- 2010年12月1日 第二版発行
- 2011年4月1日 第二版大型版発行
ページ・価格〔税抜き〕
1,922ページ
▼第二版は1,954ページ(別冊96ページ)だが、第三版は本文のレイアウトも更新され、ページ数も圧縮された。また、文章語や雅語の位相表示や、常用漢字一覧のページがなくなった。
B6判 3,000円