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概要

フランスの菓子パンブリオッシュを切ったものにシロップを染み込ませ、ラム酒等のアルコールをかけてから生クリームや果物で飾りつけたケーキ。

日本ではサバランと表記もされる。

少量でもアルコール度数が高いラム酒を使うので、車を運転したりお酒に弱い人は注意が必要!!

フランスやベルギーの洋菓子店などではババ・オ・ロムとも呼ばれ、これはポーランドの王がクグロフにラム酒をかけて食べたという菓子「アリ・ババ」が由来。この「アリ・ババ」という名前、この王がアリババと40人の盗賊の本を読みながらクグロフとラム酒を飲み食いしていたらたまたま落としてしまい、それを食べたらうまかったからだという。

別の説では、ある国の公爵が乾燥して固くなったパンを酒に浸して食べたところおいしかったので、それを元にお菓子を作らせたというのもある。

その後19世紀半ばに、パティシエオーギュスト・ジュリアンが有名な美食家ブリア・サバランに捧げるお菓子として誕生して、やがてサバランと呼ばれるようになったという。

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