ギン乱
ぎんらん
概要
幼い頃にギンが空腹で倒れていた乱菊を助けて一緒に暮らしていた幼馴染。
乱菊の誕生日は2人が出会った日である。ギンに誕生日を聞かれて「知らない あんたと会うまで日にち数えられるような生活してなかったし」と答えた乱菊。
その答えにギンは「…ならボクと会うた日が乱菊の誕生日や なっええやろ乱菊」と提案した。
ある夜、乱菊から何かを奪った連中の親玉が藍染だと偶然知ったギンは復讐を決意。それを取り返す為に死神になる事を決めた。
乱菊が死神を志した理由は明言されてないが、十中八九ギンが理由だと思われる。
単行本
20巻46巻47巻の巻頭詩は必見。特に46巻47巻は詩が素晴らしいのは当然だが、イラストも正面からの口元アップとお揃い。全74つある詩の中で愛が出てくるのは20巻と47巻の2つのみ。47巻の詩はアニメで使用されている。
干し柿
2人の好きな食べ物。嫌いな食べ物は理由が語られているが好きなものは語られていない。
空腹に倒れていた松本副隊長に、市丸隊長がそっと差し出したのが干し柿。以来ふたりの好きな食べ物は干し柿になったという噂も。という記載が『カラブリ+』にあり。
『UNMASKED』のギンのページに載っている「special note」にて、手作りするようになったのは隊長昇格後。その干し柿をお酒の後に食べると乱菊は二日酔いをしなかったので度々顔を出しては持って行っていたことが明かされた。
ギンの子供の頃から大好物、三番隊舎に柿の木を植えていて作ると他隊にも配っていたことは以前から判明していたが、手作りは隊長昇格後や乱菊が取りに来ていた設定は(おそらく)ここが初出し設定。
東流魂街六十二地区花枯
ギンと乱菊の出会いの地でギンの墓がある場所。ギンの行動は過程はまぎれもなく悪だと瀞霊廷に建てることが許されず乱菊が個人でこの地区に建てた。(小説「The Death Save The Strawberry」)
五十九地区以降の民で草履を履いた者は過去550年間発見されていない(489話)とあるが、169話と416話の回想を見ると草履を履いてる。出会ったとき(129話)は2人とも裸足。
距離感
真央霊術院~尸魂界篇以前の護廷十三隊時代の二人がどのような態度で接していたのか描かれてないので不明。
ギンは藍染に弱みを見せれないため(乱菊に危害が及んだり利用されかねない)一緒に暮らしていた頃よりは距離を置いていたと思われる。
だが、423話の乱菊の回想を見ると(最初のコマの距離の近さ、「ありがとうギン」の次のコマの張り付けたような笑みじゃない優しい笑み)周囲の目がない時は流魂街にいた頃のように接していたとも思わせる。
『UNMASKED』のフリートーク「キャラブックだからこそ実現できた、キャラ同士が胸に秘めた想いの丈を存分に語り合うスペシャル企画」で優しかったと発言してたり『13BLADEs.』のキャラコメントではもう大丈夫よ、私(誤字?)の知ってるギンだったんだからと語っている。
『UNMASKED』の「泣かんでも済むようにしたる」場面の解説文は復讐して平和な世界を取り戻し、乱菊の傍へ。それだけが望みだった。
二次創作では*
pixivでの漫画やイラストには同棲期間、護廷十三番隊期間、生存ifなどの妄想が繰り広げられており、ファンからの愛が十二分に伝わってくる。
ギンは乱菊を他者がいる場では「十番副隊長さん」や「松本副隊長さん」と呼ぶのが定番化しているが原作でそのような描写はない。あるのは乱菊の「市丸隊長」呼びと「敬語」(132話)
アニメは原作と描写が異なったりアニオリも多くどこまでが原作準拠か定かでないが『尸魂界・救出篇1』の特典ドラマCD「騒乱前夜」だと藍染や他副隊長達がいる場で「乱菊」と呼んでいる。
藍染と険悪なやりとりをして(演技)雰囲気を悪くするギンに対して
「市丸隊長お慎みください」「らぁんぎくぅ、そない他人行儀な口の利き方せんでもええやん」「上官に対して無礼な口はきけません」というやりとりがある。