概要
セルフスパンキングとは自分で自分のお尻を叩く行為のことである。多くの場合1人SMの一種として行われ、性行為の一環として行われることはほぼない。
本来スパンキングは叩く側であるスパンカーが叩かれる側であるスパンキーのお尻を叩くことで成り立つ。しかしながら、相手が見つからない、相手がいたとしても会う時間がないなどの理由から実際に会ってスパンキングすることができない場合がある。こうした場合に1人がスパンカーとスパンキーを兼ねるセルフスパンキングが行われる。
シチュエーション
セルフスパンキングのシチュエーションは大きく2つに分けられる。
自分の意思でセルフスパンキングを行う場合
基本的に相手がいない場合に行われる。
単純に痛みを求めて行うケースが多いが、ディシプリンスパンキングを志向する者の場合、誰かにお仕置きされることを想像しながら行うこともある。
誰かに指示されてセルフスパンキングを行う場合
基本的にパートナーがいる場合に行われる。
多くの場合、お仕置きや(SMとしての)躾、調教の一環として行われる。
欠点
セルフスパンキングの欠点として、力を入れにくいうえに疲れやすいことが挙げられる。自分で自分を叩くことに躊躇してつい力を緩めてしまったり、叩く際に無理な姿勢になりやすかったりするためである。そのため、実際のスパンキング程の満足感が得られないことも多い。
また、騒音の問題も挙げられる。セルフスパンキングは意外と大きな音が出るため、最悪の場合近隣住民とトラブルになる可能性がある。この対策として、服や下着の上から叩く、束ねたコード類のように比較的音が小さい道具を用いることなどが挙げられる。