チャネケ
ちゃねけ
メキシコ湾付近の村に伝わるという小人の妖怪。
概要
メキシコ湾の近くにある、ベラクルス州クエンカ・デ・パパロアバン地方の、古村や農園に伝わっているという小人のような妖怪。
この妖怪に出会ってしまった者は、催眠術にかけられて意識を奪われ、とても遠くのどこかへ連れ去られてしまう。
その際、ひどく殴られたうえに服を奪われて真っ裸で放置されてしまう。
さらにチャネケの催眠術はなかなか解けず、被害者はボーッとしたままで徘徊するので、なかなか家に帰り着けないと恐れられた。
地元では「悪い子のもとにはチャネケが来る」と、しつけにも使われているといわれる。