イナリワンは1984年5月7日生まれ、父ミルジョージ母テイトヤシマ。通算25戦12勝(中央11戦3勝)。
オグリキャプの1つ上の世代で、オグリキャップ同様に元々は地方馬であった。
1986年デビュー1987年まで8連勝(東京王冠賞含む)、1988年5連敗するが東京大章典を勝ち復活。
1989年地方から中央へ移籍し転厩する、春の天皇賞でGI初制覇5馬身差レコードタイムで圧勝する、宝塚記念も連勝。
毎日王冠で2着、秋の天皇賞は6着JCは11着。有馬記念でGI3勝目、史上4頭目の同一年両GP制覇も達成する。当年の年度代表馬を受賞。
1990年春の天皇賞2着宝塚記念4着、秋は故障で引退。
オグリキャップ・スーパークリークと共に、平成3強と呼ばれた。
気性の激しい馬であった。
種牡馬としてシグナスヒーロー、イナリコンコルドなどを輩出。
2016年2月、永眠。