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Hornetの編集履歴

2021-04-14 13:27:45 バージョン

Hornet

ほーねっと

Hornet(ホーネット)とは、Team Cherry制作のインディーゲーム『Hollow Knight』の登場人物・ボスの一人、及び続編『Hollow Knight Silksong』の主人公である。

その他の「Hornet」については、「ホーネット」を参照。


プロフィール

名前ホーネット (Hornet)
性別女性
種族???
テーマ曲「ホーネット」「ハロウネストの愛娘」
Makoto Koji

概要

主人公の前に立ちはだかるボスキャラクターの一人。

赤いマント、動物の耳みたいに長く尖った仮面、ユニークな武器である針などが印象的。

一部の攻撃や動きで見るとおり、マントの下の容姿は細身で主人公みたいな真っ黒いボディ。


初めて遭遇するのは緑の道。マップの隅っこに佇んでいるところで主人公がいることに気づき、近づかれる前に糸を使ってどこかへと飛んでいく。

それが何度も繰り返されたらやがてボスエリアにてプレイヤーが追いつくと、主人公の正体とやるべくことを知っているがさせるわけにはいかないとだけ言って攻撃をしかける。

ちなみにこのボスエリアでは主人公に似たムシの遺体が自分の武器で貫かれたまま石像に貼り付けられて、主人公が来るまではホーネットがそれを眺めている。

様々な考察を誘う場面である。


このボス戦では手に入れるアップグレードなどは限られているため、実際的に実力を付けることしか倒す方法はない。

なおその難易度はかなり高く、うまくクリアできずに心が折れそうになったプレイヤーは数知れずであろう。

基本的に彼女の行動パターンを覚えた上で彼女が取った行動に反応するのがベストだけれど、そうできるようになるまでは試行錯誤が必要で初心者は恐らく何回も力尽きてしまう。

ここでホーネットを倒せば、「覚悟が問われる時(Test of Resolve)」のクエストが達成し、ダッシュ能力を手に入る。


戦闘では糸と釘を用いて攻撃を仕掛ける。上から突っ込んできたり釘を投げて糸で引き戻したり自分の体の周りで釘を振り回したりするがいかんせん攻撃が読みにくい。速いわけでもないが遅くはない速度のため焦るとまず死ぬ。攻撃をよく見た上での行動を心がけよう。


二回目の遭遇は涙の都にて。

ここでホーネットは主人公を侮っていたことを認め、王国の外を旅した主人公の力は「二つの虚無」から由来していると推測する。

様々な意味深な台詞を残して彼女は、ハロウネストを永続させるための犠牲を知った上でそれを助けようと思うのならば王国のはずれにて灰の墓を求めるように勧めては再び飛び去る。


その王国のはずれにて、案の定またホーネットと戦うことになるが、これは手加減ゼロの状態で前より早いペースと新しい技を持って主人公を叩きのめそうとする。

なお、この二回目のボス戦は任意だが、ここでホーネットを倒さないと一つ目のエンディングしか手に入れないままなので、エンドコンプしたい方は全力を持って迎え撃つ以外道はない。

二回もホーネットを倒せば彼女は友好的になり、またプレイヤーは封印されたエリア・アビスへ行くのに必要なアイテムを手に入れるようになる。


Silksong

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続編「Silksong」の主人公役を務めている。

この作品ではホーネットが遠い国のムシたちに誘拐されてしまい、封印を固めた籠の中で彼らの国Pharloomに無理矢理運ばれる。

が、そのPharloomに到着すると彼女はなんとか籠を抜け出して国の底まで落ちる。

知らない土地でホーネットはなぜ自分が誘拐されたのかをはじめPharloomの秘密を解き明かしながら国の天辺を目指す。

なお、長らく閉じ込められたせいで腕は鈍っており、籠の封印の影響で魔法も障害されているため、元々持っていた能力を少しずつ取り戻す必要があるということになっている。メトロイドヴァニアといえばお約束な展開ではあるものの、理屈は至ってリアルなものになっている。


体験版動画やトレーラーから判断すれば戦闘スタイルはホロナイ主人公とはかなり違う。

ホロナイ主人公より体が大きい分同じようにぴょんぴょん動き回せないが、

より丈夫でアスレチックな体格を利用して掴まえた足場をよじ登れるなど身体能力を生かした動きを見せてくれる。

また集めた素材から飛び道具などツールや武器を作れる。

魔法の面に関しては魔力を全部引き換えにどこでも3マスクほど瞬時回復など、トリッキーかつタクティカルなプレイスタイルが強調されている。


『EDGE』ゲーム雑誌に載っていた記事によると、TeamCherryがSilksongのためにPharloomという新しい舞台が用意した理由とは、ホーネットがホロナイ主人公より背が高いためである。

ホーネットの身長だと、ハロウネストはあまりにも渡りやすくプレイヤーには新しいチャレンジを与えられないとのことで、ホーネットの能力ならではのデザインを優先してSilksongという作品の方向性が決まったのだという。


人物像

真面目で厳しい性格をしており使命感と責任感が両方強め。全面的に凛々しい。

原作ではかなり威勢のある風格&言葉使いだが、日本語の翻訳版では女性語を使うので英語より若い印象を残す。

しかしとある場面で夢見の釘を使って彼女の心に覗いてみれば、背負った責任や主人公に見出した可能性と引き換えに手放さなければいけないモノでかなりの葛藤を抱え込んでいることがわかってしまう。


主人公のことを「小さき亡霊(リトルゴースト)」と呼んでいることから、英語圏ではそのリトルゴースト呼びは主人公の名前として拾われている。あくまで非公式だが。


また会話シーンで至ってシリアスな振る舞いを見せるが、戦闘では十代~二十代の女の子らしい楽しそうな笑い声をこぼすこともあるので、勝負ごとが好きと言う一面もあるようだ。


手先がとても器用という設定があり、制作陣によればホーネットの針はその器用さを利かせるように彼女のためだけに作られた特別な武器であるとのこと。

Silksongのツールシステムではこの設定はさらに活用されているようで、レシピさえ覚えてしまえば飛び道具からオートマトンまでさまざまな便利なものを短時間で作れる。


なおこの作品のボイスに使われるのは架空言語でリアルの言葉に聞こえてもただの空耳だが、

二番目と三番目のエンディングの演出にてホーネットのとある掛け声が西洋で心無いゲーマーが初心者をあざ笑う台詞「Git Gud」に聞こえてしまうという声が多い。

彼女の一回目のボス戦が実力頼りなため余計に…。

なのでファンの間に多少ネタにされている。


関連イラスト

Hornet

无题


関連タグ

HollowKnight ホーネット GitGud






以下本編のネタバレがあります







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彼女の正体及び過去

HK Log01hollow knight + halloween log

実はホーネットはクモの国・暗闇の巣の女王にして夢見の守護者の一人でもある獣者ヘラーと、すべての元凶とも言えるハロウネストの王様で高貴な者・蒼白なる王の間に生まれた娘。

ちなみに白いレディの許可を得た上の不倫だった


よってホーネットの本当の種族はクモとウィルムのハイブリッド


故にホーネットは、蒼白なる王と白いレディの実子である主人公、そしてホロウナイト及び他の器たちとは異母きょうだいにあたる。(実際に生まれた順番は不明)



ホーネットの幼少時代について詳しい情報はゲーム内にないが、少なくとも母と母側の民に寵愛されたことは確かだ。

実は白いレディに育てられ、ハイヴの女王・ヴェスパの元で戦い方を磨いたという裏設定は存在するが、ゲーム内では直接語られず一部のNPCに言及されているくらいである。

そんなホーネットを育てたという白いレディは、夫の不倫に恨みはないと発言している以上、ホーネットには愛情を抱いていると語っており、さらに母に似た気高くも力強き戦士だと評価している。

なおホーネット(スズメバチ)という名前をつけたのはヴェスパである。

また、ヘラーから生まれ白いレディに育てられヴェスパに鍛えられた設定の下「三人の女王の子供」という二つ名を持つ予定だったが、結局のところ未使用になってしまった。


白いレディや助産者曰く、ホーネットは母と一緒にいる時間を多く許されていなかったという。このことについてファンの間で最も一般的な解釈とは、ホーネットがまだ幼い頃にヘラーが眠りに就いたためだという説である。

しかしゲームファイル内のスタイルガイドでは、蒼白なる王がヘラーからホーネットを無理矢理取り上げたという可能性も挙げられている。(なぜ作者たちがこのような可能性を挙げたのかというと、オーストラリア歴史の盗まれた世代などについて調べると納得するかもしれません)

なお公式からはっきりと断言されておらず、ゲーム内の情報からはハロウネスト滅亡までの時系列について不明な点も多く存在するため、ヘラーが自らの意思でホーネットを蒼白なる者たちに託したのか、それともホーネットは実の父の手により母から取り上げられたのか、現時点では謎のままである。



ホーネットは暗闇の巣からは「蒼白の贈り物」、白いレディからは(性別のない器たちと対照的に)「性別のある子」、公式から「ハロウネストの守護姫」「ハロウネストの愛娘」などと呼ばれている。

「ハロウネストの愛娘」は彼女のテーマ曲の特別アレンジ版のタイトルでもあり、その曲で彼女のテーマは蒼白なる者たちからラディアンスまで洞窟に住まうすべてのキャラクターの持ち楽器で演奏されている。

伊達に愛娘と呼ばれちゃいないぜ。

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