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ThePaleKing

ざぺーるきんぐ

The Pale King(蒼白なる王)とはTeam Cherry制作のインディーゲーム『Hollow Knight』の登場人物の一人である。
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ご注意編集

この記事は『Hollow Knight』のネタバレを多く含みます。

白い宮殿未クリアの方には読むことをお勧めできません。




















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  何たる代償も厭わない

「 NO COST TOO GREAT 」



プロフィール編集

Pale king

名前蒼白なる王 (The Pale King)
性別男性
種族ウィルム(高貴な者)
テーマ曲「白い宮廷」
不詳

概要編集

かつてハロウネストという王国を設立しそれを支配した王。

そして白いレディの夫で、主人公ホーネットホロウナイトたち・同胞たちの父親である。

作品の中の様々な悲劇は元はといえばだいたいこいつのせい



ウィルム

彼は遠い昔ウィルムと呼ばれる存在の1体として超巨大なモンゴリアンデスワームのような姿で土中を旅をしていたが、後にハロウネストと呼称される地に辿り着いたときに何かを見出したのか小さなムシ達に似た姿に脱皮(転生)し住み着いた。王国のはずれにはそのウィルムの脱皮殻が残されており、降り続ける雪・灰のような物はその脱皮片。


彼は身体から放つ不思議な光でムシたちに知性を与え、その心を魅了し、王国を設立した。

ムシたちは与えられた知性を活かして急速に文化・技術を発展させ生活を豊かにしたが、その一方で王は版図を広げることにおいて手段を選ばない面があった。例えば緑の道のコケ一族には文化・習俗へすら手を出した節があり、王国末期には(取引の結果とはいえ)クモ族に多大な犠牲を求めた様子がうかがえる。


しかし、初期より恭順を示していた蛾の一族がかつて信仰していたラディアンスへの信仰を秘密裏に保ち続けていたことをきっかけとして王国は破滅へと向かう。


王はラディアンスを封印して王国を永続させようとして彼女の「光」と対になる虚無を研究した。精神も意思も声も持たない虚ろな器を作り上げ、その器に封じ込めようと考えたのである。


出来上がった「器」から純粋な固体を一つ選んだ王は残りの失敗作をアビスの底へ打ち捨て、汚染に終止符を打ち王国を永続させるため「器」をホロウナイトとして育てた。更に、それを守る二重の封印をかけるため王はさらに「夢見の守護者」としてモノモンルリエンヘラーを選んだ。


しかしこれらの犠牲を払っても汚染を止めることはできなかった。

その後、経緯は不明なるも王は宮殿ごと消滅しており……唯一現実世界に残された宮殿への入口となるオウノカラにも厳重なプロテクトがかけられていて生半な夢見の釘では弾かれてしまう。



ゲーム終盤、宮殿へ踏み入れた主人公が最奥へ進んだ先に見つけるのは蒼白なる王の

腐敗することもなく残された彼の骸を玉座から打ち払ってプレイヤーは「王の魂(の半分)」を入手することとなる。



人物像編集

研究熱心、目的のために手段を選ばない、王らしく傲慢、どんな犠牲や代償をも厭わない(自分の命を含むかは諸説)などの特徴は見受けられるが、作中で彼の心や本当に思ったことや感じたことに関してはロクに描写がされておらず謎のまま。これだけではクソ封建君主だが、伴侶らしき白いレディやオグリムを始め王を慕う者も多かったことを踏まえると、我々人類の現代的価値観で安易に評価を下せる存在と考えるのはいささかおこがましいか。


王がハロウネストのために取った非道行為(主に器たちの虐殺やホロウナイトを犠牲にしたこと、つまり己の子供たちの扱い)を後悔したか否かが今もファンに激しく論じ合われている話題である。作品の中ではどちらとも取れるような雰囲気で、一部の登場人物からも王が民をどのように思っていたのかは疑問にされている。


なので二次作品だと作者の個人解釈により国を守りたくて手を染めてしまった悲劇な男から外道まで、様々な描写がある。

彼が登場するコミカルな作風のファンワークでは弄られ役を担うことが多い。



余談編集

作中ウィルムにとっての死とはさらなる変化であると言われているが、実際に主人公が見かけるウィルムの姿は骸である。この点においても様々な考察が存在するが汚染の影響を受けない場所で主人公が来るのを待ち、王の魂の欠片に変化したのではないかという説が存在している。


妻の白いレディももちろん、一緒に子供を作ったヘラーも彼より何倍も大きい。

つまり自分より身長が遥かに高い相手がお好きだった……のかもしれない。

ちなみにファンアートでは、ルリエングリムとよくカップリングを組まされる。ルリエンはウィルムに尊敬の意を抱いていたことがわかる。グリムは器について知っているような発言があったり、巡業団内の戦闘後にて夢見の釘を当てると聞けるセリフの一部分に、「親愛なるウィルム」とあるので何かしらの交流はあったのかもしれない。


関連イラスト編集

妻や夢見の守護者、五体の偉大な騎士、グリムとよく一緒に描かれているが、

一番ツーショットが多いのはやはりホロウナイトである。

hkWhite Palace


関連タグ編集

HollowKnight WhiteLady PureVessel 主人公(HollowKnight) BrokenVessel Hornet Herrah Monomon Lurien TheFiveGreatKnights

表記ゆれ

PaleKing 蒼白なる王

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