「吾輩は”強靭なる”ゾート。世間に名のとどろいた騎士である。恐れおののくがいい!」
吾輩の偉大さを知らしめる概要であるぞ
吾輩は強靭なるゾート。世間に名の轟いた騎士である。吾輩はとある約束を果たすためにこの古ぼけた王国に来たのだ。
この王国がある不気味な穴は様々な危険が存在するが吾輩にとって大した問題ではない。何故なら吾輩の持つ釘はただの釘ではない。「断命の釘」と呼ばれる釘なのだ。この釘これまで数百どころか数千はくだらない数の敵を倒してきた。
この断命の釘が抜かれれば、吾輩を笑う者の笑みはみな恐怖のひきつりへと変わり何故断命の釘と呼ばれるのか身をもって知る事になるであろう。
その吾輩の強さは本作でも闘技場で遺憾なく発揮され、観客はみな興奮して喝采を送り、熱狂的で心からの祝福が贈られるほどであった。
当然の事である。吾輩はこの暗い穴に潜むするどい顎を持った、きわめて狂暴で強力な獣も簡単に仕留める実力を持っておる。そしてその実力と断命の釘が合わさって吾輩は無敵となるのだ!
なぜ吾輩がこうも強いのだと?その秘訣は吾輩の哲学、ゾートの57の教えに隠されておるのだ。これに倣えば貴様らも吾輩には及ばぬが、偉大になれるであろう。
吾輩の事をもう少し話してやっても良いが、あいにく吾輩は世間に名の轟いた騎士、強靭なるゾートである。貴様らに構っている時間はあまりないのだ。
なに?吾輩とよく似たムシがいるだと?騙されてはならん。そいつは獰猛な怪物である。この吾輩こそが真の英雄なのだ!
吾輩と関わりを持つタグである
本当の概要
プロフィール
名前 | 強靭なるゾート (Zote the mighty) |
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性別 | 男性 |
種族 | ??? |
テーマ曲 | Colosseum Intensity 6 |
声 | William Pellen |
強靭なるゾートとは苛立つほど弱すぎて、無能すぎて、救いようのない全く無名の騎士。
外見は主人公とそっくりだが、感情豊かで尊大不遜な性格をしている。
彼と最初に出会う時、イカリバエの王に捕まっており、助けると「助けなど必要ない!」と怒るが助けずに放っておくと死んでしまう。
また色んなところで出会う事があるのだが、大抵捕まっている。
彼は自身を強靭な戦士だと信じて疑わず、事あるごとに主人公に突っかかってくるが、実際はとてつもなく弱い。
何より彼が「断命の釘」と呼んでいる武器も実際は殻木から削り出しただけの木製なので全く威力がなく、当たっても木魚のような音が鳴るだけ。しかも他の敵と異なり接触してもダメージが入らないという特別仕様までわざわざ完備されているため、主人公に勝利することは絶対にできない。
要するに作中での彼の扱いは完全にネタキャラである。
あまりにも弱くてファンの間ではマゴット(偽りの騎士の中身)とゾート、どっちの方が弱いのかという話題が挙がる事も…
なお、こんな情けない彼であるが何かと優遇されており、ぬいぐるみやコースターなどのグッズも展開されている。特にコースターは人気キャラのグリムと同時販売でありながらお菓子のオマケとしてガチャ形式での提供されるため、グリムのファンからは惜しみない怨嗟の声が贈られた。
しかし彼の本当に恐ろしい所はまったくの嘘や思い込みをスラスラと自信満々に語るその話術である。
彼を闘技場で打ち負かすとダートマウスに居座り実際に嘘の武勇伝を語り始めるようになる。ここでブレッタというムシの女の子を助けていると、彼女は武勇伝を信じ込み恋心が芽生えてしまう。そしてそれは暴走を始め妄想、そして執着心へと変化し、彼女の夢の中で恐ろしい化け物を生み出す事に………
関連タグ
ワドルディ…格闘王への道で出てきて無駄に体力が多くて弱いと共通点が多い。
ドン・キホーテ…恐らくモデルとなった人物。思い込みが激しい点や自分を騎士と思い込んでいる所が共通している。
灰色の王子ゾート
概要
ゾートの作り話を聞いたブレッタが妄想を膨らませて生み出した、彼女の脳内にのみ存在する妄想の産物。いくつかの共通点こそあれど体格はかなりマッシブになり彼女にベタ惚れしてるなど、オリジナルからはかなりの改変がみられる。
妄想の存在だがブレッダの家の地下に置かれた像に夢見の釘を刺すと夢の世界に移動し、そこで実際に遭遇、戦闘することができ、倒すとエッセンス300を入手できる。
戦闘能力
結論から言ってしまえばべらぼうに強い。
衝撃波や子分召喚、爆弾設置でプレイヤーの自由を奪ってから広範囲のジャンプ攻撃や突進で仕留めにくる制圧型のボスであり、しかも動作にまるで規則性がみられないため毎回組みあわせの違う複合攻撃に的確な対処をしていくその場でのアドリブ力が大きく求められる。
神の家にあるハロウネストの神殿でもマーコスとの2連戦は(ラスボスを除いた)最大の難所となっており、多くのプレイヤーがここで敗退し心を折られている。