プロフィール
名前 | グリム (Grimm) |
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性別 | 男性 |
種族 | ??? |
テーマ曲 | 「グリム巡業団」「悪夢王」 |
声 | 不詳 |
概要
DLCパック第2弾「グリム巡業団」から登場するキャラクター。
グリム巡業団の長。団員たちから「団長」「マスター」などと呼ばれている。
灯火を点して巡業団を召還した主人公に「グリムの子」というチャームを託し、
とある「儀式」のために主人公に洞窟に散らばってある悪夢の炎を集めるように指示する。
一部の台詞から蒼白なる王や白いレディとは面識があるような口ぶりで、実に謎多き人物である。
ピエロと蝙蝠と猫を合わさったような見た目で、
猫耳みたいな角(?)にピエロのメイク、真っ赤な目、マントみたいな翅をしている。
その印象的な容姿と溢れるカリスマ、ミステリアスな雰囲気で大変人気を呼び、ネット中から欲情を寄せられているが…
その声はなんとヘビースモーカーみたいにカラッカラで不健康的な、まるで今際のようなウィスパーボイスで、プレイ前からセクシーさ要員と意識しているファンが初めて声を聞くとショックを受けることが多いらしい。
ファンワークにおいて主人公や団員、グリムの子などと一緒に描かれることは多いが、
彼の意味深な台詞から物語の背景に関連している面子とも一緒に描写されることもある。
またあまりにも人気なキャラクターで公式ではまったく面識のない人物と一緒に組まされることはある。まったく罪な男ですこと。
儀式を「最後まで」行うと二回も戦わなければいけない。
作品の謎を把握しているプレイヤーならば、二回目の戦いとそのあとの出来事からグリムの正体に察しがつくだろう。
関連イラスト
関連タグ
HollowKnight
以下は「グリム巡業団」DLCパックの「儀式」エンディング及び本編のネタバレあります
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「悪夢王」
グリムの正体とは、
炎と悪夢を司る高貴な者「悪夢の心臓」…の分身あるいは依代である。
彼こそがグリム巡業団クエストのラスボスであり、夢の中で戦う「悪夢王グリム」は頭部と翅が赤くなっており、猫耳みたいな角が長くなっている。
現実世界で戦う普段のグリムと同じ技を使ってくるものの戦いのペースが速くなっており与えるダメージも2マスクに増えているため、難易度は高め。
そんな彼を倒せば、チャーム・グリムの子はLv4(最終形式)になり、ディヴァイン以外の団員はダートマウスを後にする。
グリム巡業団が行う儀式の目的とは滅亡した国の悪夢を収穫し、
その炎も成長グリムの命をも新たに生まれてきたグリムの子の糧にし成長させること。
儀式の果てに目を開けたグリムの子は、やがて新たなグリムとなる。
しかし多くの謎は残っている。
代々のグリムが全員別固体なのかそれとも同じ精神が延々と新たな肉体に転生を繰り返しているなのか。
また、グリムと悪夢の心臓とは同一の存在なのか、はたまたグリムは悪夢の心臓にとってただの下僕なのか。
その真実を知っているのはグリムのみらしく、団員たちも本当のことを多く知らないらしい。
そのため悪夢王グリムを悪夢の心臓の代理人にし彼とグリムを別人に捉える作品も存在する。
最後に、
狩猟者の書ではグリム族やグリム本人の説明にて狩猟者のコメントではなくグリム巡業団と儀式にまつわる詩が添えてあるが、
悪夢王グリムの説明では先見者の詩が添えており、悪夢の心臓とラディアンスの関係性を匂わせる。
どうやら悪夢の領域とは元々夢の領域の一部だったが、なんらかの事情で二つに分かれたらしい。
その事情とは一体なんだったのかまでは触れておらず、二人の高貴な者の間になんらかの争いごとがあったのかそれともルームメイトみたいな関係だった二人が一人部屋欲しさに平和に決めたことだったのかなど、ファンからさまざまな考察が寄せられている。
また、ラディアンスとグリムの関係のありとあらゆる可能性(幼馴染・友人、仇敵、恋人もしくは元恋人、双子or姉弟など)を妄想する二次作品が多く存在する。
(もちろん解釈が相容れなさ過ぎて炎上になることもたまにある)
余談
追放EDで見られるブラムの件及び村人の台詞からわかるように、グリム巡業団の団員はみんな魔法の蠱惑でお化粧しており、団員としての姿は本当の見た目ではない。
悪夢の心臓とラディアンスの関係性を元にグリムの本来の種族はなんらかの蛾ではないかとファンから推測されており、
特にヴァンパイアモスと呼ばれているCalyptraやコレマタ(一部の鱗翅目のオスが持つ、お尻から触手みたいに反転する発香器官)が派手すぎてちょっぴりホラーなcreatonotos gangisはよく可能性として挙げられている。
また一回目のグリムを倒した後に夢見の釘で心を覗いてみると蒼白なる王の事を親愛なるウィルムと呼んでおり、主人公の正体や生まれた経緯もある程度知っている様子が見られる。