プロフィール
名前 | 先見者 (Seer) |
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性別 | 女性 |
種族 | 蛾 |
テーマ曲 | 特になし |
声 | Makoto Koji |
概要
安息の地に住まう、蛾の一族の最後の生き残りのお婆ちゃん。
容姿は青紫の翅に藤色の毛、紫色の澄んだ瞳と薄めな桃色の触覚をしている。老婆なので猫背になっており、背筋を伸ばせば主人公より背は高いが普段は主人公と同じサイズに縮んでいる。
夢の領域の中ではピンクみの強めなライラック色に光る、はためく神秘的な姿をしている。
会話していない時は常に歌っており、歌の間に何かと独り言を挟んでいる。
先見者の小屋は安息の地の最上部分にあり、ふかふかの紫色と金色の枕が多く藤の花に模様したような金属の飾りが天井からぶら下がっている。
夢見の守護者の手でとある忘れられし夢に放り込まれてしまった主人公。
その異例な体質のせいで夢の領域に長居するといずれ消滅してしまうと察し、それを見かねて救いの手を差し伸べるのが先見者である。
彼女は一族に代々伝わってきた、夢の司が扱うべき道具「夢見の釘」(Dream Nail)を主人公に授けることで夢の領域からの脱出手段を与えてくれる。
現実世界に帰れた主人公に夢見の釘の機能を一通り説明し、永い時間の中で失われた本来の力を取り戻すために夢の素・エッセンスを夢見の木(Whispering Root。囁きの根とも呼ばれる)と夢見の戦士(Warrior Dreams)から収穫するように頼む。
ある数のエッセンスを目標に課しており、目標を達成していると報酬に仮面の欠片など貴重なアイテムや夢見の釘の新しい機能の解放をしてくれる。
なおこのエッセンス収穫のクエストは通常EDクリアに必須ではないが、通常以外のエンディングや一部のエリアを探索するのには最低限でも1800エッセンスを集める必要がある。そのためエンドコンプしたくば避けては通れない道になっている。
先見者には物語の核心に触れる意味深な台詞がとても多いが、ストレートにものを語ることなんて滅多にないので案の定解釈が必要。
ハロウネストの行いに対して呆れた発言は多く王国を快く思ってない様子が見え隠れする。しかし他の原住民キャラクターと違い、怒りや憎悪を取り越して諦観すら抱いていることが窺える。
エッセンスの収穫と共に主人公にハロウネストの秘密を暴いて欲しいと頼んでおり、その心の奥になにか切実な思いを秘めているようだが、そう簡単には打ち明けてくれる気配はない。
余談
普段はお年寄りらしくやや枯れた声で喋るが、夢の領域に登場する時は若々しい声をしている。
多くのキャラクターの声を当てるMakoto Koji氏の演技力を再確認させるような細かい演出となっている。