概要
初登場は『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』。
地下に本部があり、諜報活動を得意とする、3匹のメタルスライムの忍者。
当初は他のスライム達と同様にしっぽ団に拐われており、助けると情報収集で主人公をサポートする。
また、1作目は新エリアの解放、2作目ではキラキラカベを破壊できるスーパー・スラ・ストライクの習得のため、彼らから『すっとび試練』の受けることになる。
なお、3作目にも彼らに似た容姿のスライムが出てくるが、忍者という設定であり、別人として扱われている。
スラまる
『心』と書かれた緑色のハチガネを巻いたメタルスライム。
一人称は『拙者』で、典型的な忍者口調が特徴。
3匹の中で、最も忍術の腕が高い。
1作目
彼のすっとび試練はどこかに隠れている彼を探し出すのだが、くしゃみ癖があり、しばらくするとくしゃみをして居場所がわかってしまう。
試練を達成すると『ノッケの森の奥』が解放される。
2作目
こちらのすっとび試練は、シドもじゃが入っているお風呂に薪を投げ入れ、お湯を沸かすこと。薪は彼の部屋の置物に隠されているため、スラ・ストライクで探し出すしかない。
試練をクリアすると、勇車バトルの仲間として参戦し、大砲に弾を投げ入れる『にんぽう たまうち!』および、主人公を護衛する『にんぽう ガードマン!』を使用してくる。動きが素早いため、弾を運ぶスピードが早いのも強み。
しかし、特筆すべきは、彼を大砲で撃つと相手の弾を受け止める『にんぽう 空中キャッチの術』を使う事。勇車の剣だろうがドリルだろうが、どんな強力な弾でも受け止めてしまう。ただし、イオナマイトの爆発や唐辛子の炎などは、流石に受け止める事ができない。
スラかげ
『技』と書かれた青いハチガネを巻いたメタルスライム。
スラまるより堅い忍者口調で喋る。実はカナヅチ。
3匹の中では、一番の俊足の持ち主。
1作目
彼のすっとび試練は、逃げ回る彼を部屋の中央にある網へ投げ入れるというもの。動きが早い上に、担がれてもしばらくすると変わり身の術で逃げられてしまうので、すっとび試練の中でも難しい部類である。
試練を達成すると、『カラカラ水源』が解放される。
2作目
一人称が『それがし』になり、細目になっている。
こちらのすっとび試練は、分身する彼にスラ・ストライクを当てること。近付くと逃げるものの、動きはそこまで早くなく、前作に比べると楽である。
彼も勇車バトルの仲間として参戦できる。作戦は『にんぽう たまぬすみ!』しかできないが、移動スピードは仲間の中では一番早く、大砲部屋に直接乗り込む事ができる。ただし、敵の砲撃に撃ち落とされる事もある。
トミー
『体』と書かれた赤いハチガネを巻いたメタルスライム。
青い瞳を持つ外国人キャラであり、一人称は『マロ』で、『~でおじゃる』が口癖の、英語混じりの公家口調を使う。
忍者に憧れているが、3匹の中でも実力が低い。
1作目
彼のすっとび試練は、部屋のどこかに隠れた彼を見つけ出すというものだが、あろう事か星条旗で隠れ身の術を使うという大ポカをやらかしている。すっとび試練の中で、最も簡単。
試練を達成すると、『メラゾマ火山』が解放される。
2作目
こちらのすっとび試練も、部屋のどこかに隠れた彼を見つけ出すというもの。前回同様、星条旗に隠れている……と思いきや、これはフェイク…………と思ったら、天井から落ちてあっさり見つかる。
彼も勇車バトルで仲間として参戦する。岩に変化して近付いた敵を攻撃する『ニンポー タマへんげ!』および、主人公に弾を渡してくる『にんぽう たまパス!』を行う。
タマへんげは本人曰く得意な技らしいのだが、かなりバレバレなので、対人戦では使えない能力である。