概要
喜多喜久氏が現在執筆している化学ミステリーの一つ。
ひょんな事から得てしまった「特殊嗅覚体質」に悩まされる青年と、分析フェチなデジタル系准教授のバディミステリーシリーズで、中公文庫から現在4巻が刊行中。カバーイラストはミキワカコ。
あらすじ
『遺体で汚染された部屋』を清掃する特殊清掃のアルバイトをしている桜庭潤平は、『死臭が食べ物の匂いとして感知してしまう』という特異嗅覚に悩まされていた。というのもこの体質には一度香りに慣れてしまうと『実在の食物の同じ匂いが悪臭に感じる』という副作用があり、特定の食材が全く食べられなくなってしまうからだ。
そんなある日、清掃現場で遭遇した理系大学分析科学研究の准教授・風間由人に体質を見抜かれ、副作用を何とかしてもらう代わりに、彼の助手として殺人現場のフィールドワークに付き合うことになり・・・・・?
既刊一覧
死香探偵 尊き死たちは気高く香る
死香探偵2 連なる死たちは狂おしく香る
死香探偵3 哀しき死たちは儚く香る
死香探偵4 生死の狭間で愛は香る
主な登場人物
桜庭潤平(さくらば じゅんぺい)
本作の修正。
風間由人(かざま よしひと)
曽根(そね)
羽賀樹(はが いつき)
月森征司(つきもり せいじ)