概要
皇室における継承資格がこれまで男性にのみ存在し、女性皇族は結婚すると皇籍を離れるのが普通である。
しかしそれが男女平等の精神に反するとして、女性皇族が結婚後も皇籍に残りその子供も皇族として扱うべきという女系皇族の考え方から生まれたのが女系天皇というもの。
歴史上まだ存在しておらず、2021年時点では架空の概念或いは思考実験の産物。
ただ元上天皇という「血統としては男系だが継承からすると女系」というすごくややこしい例もあり、聞くひとによっては色々と解釈が変わってくる。
また2021年時点では天皇の血をひく内親王と女王が六名おり、その誰かしらが結婚後も皇籍に残って子供を授かれば、その子供が女系天皇候補者になる。
ちなみに「女性天皇」とは異なり、男性の女系天皇も理屈の上では存在できる。
皇室に関しては右も左も非常に過敏に反応する傾向がある為、迂闊に触れると火傷するタイプの話ではあるが。
染色体の男女差を理由とする発言も見られる。