遊戯王Wiki
ゆうぎおううぃき
概要
「遊戯王カードWiki」とは、非公式の遊戯王OCGサイトである。
通称・遊戯王Wiki 読み:ゆうぎおううぃき
遊戯王OCG20年分の「遊戯王カード」のすべてのデータが集約されているインターネット史上最大の遊戯王サイト。
※「カードパスワードを記述しない」という謎のルールがある。
2003年ごろ管理人・Aitsu氏によって作成された
遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(通称・遊戯王)の非公認非公式のWikiサイト。
姉妹サイト遊戯王ラッシュデュエルWikiと同管理人。
これらは無料サーバーではないので広告収益があったとしても赤字の計算である。
今現在、Wiki設立当初とは違い、遊戯王のカードプールが10800種類を超え、
さらに非公式用語が飛び交い、あまつさえ総ページが20000ページを超えており、
サーバーがたまに落ちる事がしばしばあり、鯖落ちする度にネット界隈で騒がれる事が多い。
削除人・編集人・管理者などの24時間監視管理が今でもあるという異常態勢。
「元ネタ」の精密さが顕著で一つのカード名の単語に対して10行近く羅列されることもザラ。
使えないカード・いわゆる「ゴミカード」については鬼のごとし辛辣な意見を書き込む事も多い。
単純にユーザーが多いためか、更新頻度も高い。また、カードのモチーフについても詳しく記述されることも多い。
一方でカードの性能の評価に関しての更新頻度はまちまち。他のカードに完全に性能の劣るカードでもなければ、
初期の通常モンスターでも何かしらの差別化できる点は記載されている。
公式「遊戯王カードデータベース」(通称・遊戯王DB)が
2016年頃に作られるまで非公認でありながらも信頼されていたらしい歴史を持つ。
( 詳細は下記の事件項目を参照 )
遊戯王Wiki構文
遊戯王カードウィキには自治で設けられた構文・テンプレートが存在する。
1人もしくは数人の自治体のようなものが存在し、wikiとあるが実態は加筆修正をしようものならば謎の定型文や間違った文体に戻されてしまう。
そのため、よくわからない編集合戦が以下の項目で多発している。
《カード名/カード英語名》†
カード効果のテキスト。
効果分類
(1)のカード効果の説明
(2)のカード効果の説明
(3)のカード効果の説明
- カードの元ネタ
- カードイラストについて
- カード考察
- アニメ・漫画・ゲームでの事項
-------------
- 類似効果のカードリンク
- カードタグ (レベル/攻/守/属性/種族)
-------------
●最下部の「カードタグ」は遊戯王Wiki管理人しか付属することができない。
●カード効果説明書き込み部隊が存在する。その人数は不明瞭だが数名。
●元ネタ書き込み部隊が存在する。その人数は不明瞭だが数名。
●TOPページの変更・編集も管理人でしか操作することができない。
【 遊戯王カードWiki 構文 テンプレート 】
「~~~である。」
「~~~と言えよう。」
「モチーフは、~~~~か。」
「~~~であると考えられる。」
「~~~だと思われる。」
「イラストから鑑みるに、~~~だろうか。」
「イラストに見える~~~~は~~~であろう。」
「とはいえ、~~~」
遊戯王カードWikiに類似関連する事件一覧
( 1 )
遊戯王公認・世界大会YCS(遊戯王チャンピオンシップ)の
ゲームのジャッジ(判定人)が、世界大会中に 公式サイトではなく
この非公式の遊戯王カードWikiを閲覧して 裁定(カードのルールのこと)を
逐一確認していたことはあまりにも有名。
( 2 )
「炎の一輪花 事件」
ローンファイア・ブロッサム というモンスターカードが
「エクストラパック」に収録されていなかった頃、
海外新規カードであるこのカードの英語名を
編集人が勝手に命名したという珍事件。
【 ●日本語名にすると「炎の一輪花」と言ったところだろうか。 】
「沈まりガエル 事件」
未知ガエル というモンスターカードが
「エクストラパック2」に収録されていなかった頃、
海外新規カードであるこのカードの英語名を
編集人が勝手に命名したという珍事件。
【 ●日本語名だと「沈まりガエル」だろうか。 】
今でもネットでこの構文がコピペされ嘲笑の揶揄として用いられる。
( 3 )
「吸光融合誤記 事件」
2014年8月・「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」
に初収録された「《吸光融合》」という魔法カード。
カード名の振り仮名は「アブソープ(pu)・フュージョン」であり
英単語としては「アブソーブ(bu)」が正しい。「Absorb Fusion」。
OCGに使用されているフリガナフォントが異常に小さく
「 ブ 」と「 プ 」の見分けが困難であり、
発売から2年半にわたってWiki・ファンサイト・通販サイトらが「ブ」で掲載していた。
( 4 )
「公式様、うっかり遊戯王Wikiみてるのバレちゃった 事件」
2017年11月・日本発売の「デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-」
に初収録された「《銃砲撃》ガン・キャノン・ショット」という永続罠カード。
リボルバー・ドラゴンというモンスターカードの必殺技を模したカードであるが
原作では「《銃砲》ガン・キャノン」という言葉は使われているものの、
攻撃名自体が「銃砲撃」と表記されたことは一度もない。
このカードが発売される以前、遊戯王Wikiの《リボルバー・ドラゴン》のページでは、
攻撃名が「《銃砲撃》ガン・キャノン・ショット」と誤って記載されていた。
2021年現在も《リボルバー・ドラゴン》の攻撃名を
「銃砲撃」と誤記しているサイトがいくつかあり、 カードデザイナースタッフが
このWikiの誤表記を 誤りとも知らずに採用してしまったと思われる稀有な事件である。
勿論、意図的な物だとしてもこのサイトの影響は否定できない。
( 5 )
「 Wiki 改竄 」 読み・うぃきかいざん
今もなお語り継がれる都市伝説のひとつ。
先述通り、遊戯王カードデータベースができるまで
遊戯王カードWikiが公認大会でもジャッジが使っていたという経緯があり、
ある程度おおきぼな大会にもなると高額になる賞品がつくこともある。
その賞品ほしさに、わざとカードプレイヤーが自分に有利になるように
遊戯王カードWikiのページの質問欄のルールを改竄して大会に勝った というもの。
ただし、これは真偽不明であり、インターネット上の都市伝説的な滑稽話として語られている。
( 6 )
「霊使い かわいい表現 事件」
遊戯王Wikiはご存知のとおり、誰がどこにいても編集が可能なウィキペディアサイト。
強いて言えば、自分の主観・感想も記事に書き込むことができる。
俗に言う編集合戦がWikipediaでも起こるが、遊戯王Wikiも例外ではない。
「霊使い」というイラストが可愛らしいモンスター郡がある。
これの記事の記述に関して、三日三晩、
「霊使いはかわいい」という一文の表現を入れるがために、
その文を削除する削除人とさらに編集を繰り返す編集人が編集合戦をしていたという 哀れな事件。
結局、議論板にて審議するまでの大事になり
「 ●霊使いのキャラクターは目を引くイラスト と記述する 」という
どっちつかずの表現を 現在でも用いることになった。
( 7 )
「シャイニート ニート表現 事件」
上記 (6)「霊使い事件」と似通う事件。
「シャイニート・マジシャン」というエクシーズモンスターがいる。
これの元ネタが「shiny:光輝く」「Neet:ニート」の合いの子かそうでないかと
またも1円にもならない編集合戦を寝ずに繰り広げた事件。
遊戯王Wiki編集人に無職やニートが多いためか、ニートという表現を避ける傾向が
あったとされ、結局 審議のすえに、今の記事となっている。
( 8 )
「ミラフォ カード名誤記 事件」
《聖なるバリア -ミラーフォース-》という罠カードがあるが
遊戯王Wikiでは、しばらくのあいだ、
《聖なるバリア-ミラーフォース-》と
「バリア」「ー」の「すき間」が詰まって誤記していた時代があった。
※現在のウィキ内ではすべて修正されている。
初期の第1期の遊戯王OCGにおいても
公式販売元による「すきま」あるVer.のカード名とあいてないVer.を
紹介するどっちつかずの時期があり、それの影響でもあるとも言える。
( 9 )
「マドルチェ・シューバリエ カード名誤記 事件」
《マドルチェ・シューバリエ》というモンスターカードがあるが
遊戯王Wikiでは、約7年間もこのカードの英語名が
《マドルチェ・シューバリエ/Madolche Chouxvalie》と
誤記していた状態であった。
ただしくは
《マドルチェ・シューバリエ/Madolche Chouxvalier》
※現在のウィキ内ではすべて修正されている。
当該ページには誤記していた時代の過去ログが残っている
13 (2012-08-18 (土) 19:33:36)
21 (2019-07-29 (月) 21:24:59)
遊戯王カードWiki編集人様による野暮なツッコミ一覧
@1
《覇者の一括/Thunder of Ruler》
「はしゃのいっかつ」という罠カード。
イラストでは、戦士が敵対する生物に
「一喝」(一声おおきなこえで怒鳴り散らす事) をしている場面だが
公式によるカード名が
「一括」(ひとくくりにする事)とチグハグになっている。
公式KONAMIの電話サービスに質問をした所、
回答できるものがないと 言われた。
※遊戯王Wiki編集人がわざわざ公式に電話した とのこと。
@2
《ハーピィ・レディ・SB (サイバー・ボンテージ)/Cyber Harpie Lady》
「サイバー・ボンテージ」とはハーピィレディの装備魔法であるが
これを英語表記すると「Cyber Bondage」であり、略すと「CB」となる。
しかし公式によるカード名は「SB」である。
かつての遊戯王カードWiki編集人が公式KONAMIに問い合わせた事があり
Q:「SB」はなんのことですか?「CB」ではないのですか?
A:「super」と「cyber」を合わせた造語です。
という謎のやりとりの質問があったが、今はWikiではこの項目は削除されている。
@3
《オーシャンズ・オーパー/Ocean's Keeper》
海外新規カードのため、日本収録時では
同じカード名でしかるべきである。
「守護者」を意味する「キーパー」だが
何故か日本語版収録時には「オーパー」という造語になってる。
公式KONAMIの電話サービスに質問をした所、
回答できるものがないと 言われた。
※遊戯王Wiki編集人がわざわざ公式に電話した とのこと。
@4
「召喚ルール効果」
「モンスター効果ではない」とされる「条件による特殊召喚」について。
一部の手札から特殊召喚される系のモンスター効果には
公式では「モンスター効果として一切あつかわない」
というルールがあるにもかかわらず
遊戯王Wiki編集人が勝手に「召喚ルール効果」などという謎のページをつくり
今現在 このページの存在意義がよくわからない事になっている。
現実世界でもこの遊戯王Wikiに啓発されてかは知らんが
「召喚ルール効果」という非公式用語を現実で使うプレイヤーもいる始末。
いかに遊戯王カードWikiの影響力が高いかがわかるエピソードである。
↓ 以下が、真相である ↓
公式データベースも遊戯王Wikiもなかった時代、「遊戯王エキスパートルールHP」という個人サイトが存在していた。
このサイトは現在は消滅してしまっているが、当時は唯一の遊戯王ルールを体系的に網羅し解説していたサイトであり、そこでその管理人が使っていた用語は現在でも別のサイトでも使われていたりする。
その一つが「召喚ルール効果」であり、召喚行為に関するテキストをまとめてそのように記載していたのである。
当時はテキストに数字による段落分けなどがなく、融合素材など一部例外以外のテキストはすべて効果としか判別できなかったが故の命名である。
遊戯王Wikiでも引き続きその用語が使われていたが、公式によって後にテキスト・ルールが整備され「効果のテキスト」と「効果ではないテキスト」が分かりやすくなった。
しかしその時点で遊戯王Wikiのページは膨大な数であり、全てを統一的に修正する事ができず現在でもこの用語が残ってしまっているというのが顛末である。