神槍「スピア・ザ・グングニル」
しんそうすぴあざぐんぐにる
概要
初登場は『東方萃夢想』。その後の『東方緋想天』、『東方非想天則』にも登場している。
このスペルカードは、黄昏フロンティアによる「フランの禁忌「レーヴァテイン」と対になるスペルを登場させたい」という要望を受けて作られた。
グリモワールオブマリサでの記述によれば、槍そのものを投げているのではなく、弾を超高速で投げつけることで槍のように変化させているのだという。
ただし、ゲームでのアニメーションでは、投げる前の暗転段階で既に槍の形をしている。
東方萃夢想では、弐符として『必殺「ハートブレイク」』の強化版として登場する。
弾速と貫通力に優れ、かつグレイズ不可の槍を投げる。
弐符である関係上、1ラウンド取られてからでないと使えない。
緋想天ではスペルカード=ラウンドというシステムが変わったため、単純にハートブレイクのコスト強化版となった。
萃夢想と違いグレイズ可能になってしまったが、何故かレミリア本体にグレイズがついたため、射撃読みでのぶっぱという使い方が生まれた。
コンボは特定の技のカウンターヒット等からでないとちゃんとつながらない。
非想天則でも同じコストで登場。
何故かついている本体グレイズは変わらないが、発生が大幅に速くなり、だいたいどこからでも繋がってしまう。しかも単に繋がりやすいだけでなく、ヒットさせれば安定して3500超のダメージ、ガードさせても霊力を2つ以上削った上でレミリア側が超有利な硬直差が生まれるという、まるで欠点の無いレベルの超便利スペルとなった。
その便利さは、レミリアのデッキを作るならまずグングニル4枚からという言葉が生まれるほど。
二次創作
東方キャノンボールにおける同キャラのスペルカード攻撃(単体攻撃)として採用されている。
付与効果は2ターンの間、ダメージを与えたキャラのスペルカードの発動を封じるため、相手がスペカを放つ前に、狙いの相手に撃てるかが肝となる。
スペカの威力は凸ロール特性にすることで、素の威力の倍率の高さもあり、鳥属性には非常に有効だが、やや低い通常攻撃力が難点であった。後にレミリアのステータスが強化されたことで、威力が全キャラ中トップを争うものとなった。
同じスペカ封印効果は後に蓬莱山輝夜が登場しており全体付与だが、こちらは単体ゆえに消費SPと発動が早い点で勝る。生かす場合は、全体的な攻撃力が高い面々が揃う花属性のため、早期発動を生かしたスペカダメージ特化編成が有効となる。
関連イラスト
- たまには違うものを投げてみたり