リリア・ズヴェズダ
りりあずうぇずだ
プロフィール
名前:リリア・ズヴェズダ(フルネーム:リリアーヌ・シルヴィ・ズヴェズダ)
イメージ声優:坂本真綾
コードネーム:ナンバー131
所属セクター:KND月面基地MBDC・総隊長
性別・年齢:女・10歳
誕生日:1月31日
身長:148cm
性格:少しオヤジ臭いが紳士的。明るい。撃たれ弱い
一人称・二人称:あたし・きみ、お前、お嬢さん(女子限定) 日本語だと私(わたし)貴方
好きなもの:コーラ、塩っぽい味のもの。漫画、ゲーム(上手くはない)。仲の良い二人組の仲をすこしだけ下世話なフィルターをかけて見ること
嫌いなもの:ブロッコリー、苦い野菜、おいしくないもの。悪いもの、悪い人、悪いこと
自宅:アメリカ カリフォルニアの高級住宅街の一等地
家族:父(フランス人。建設業から複合企業にした社長) 母(日本人。代々由々しき家元出身。現在は着物の着付け師) 従兄弟 ルカ・ムーンリット(同じくKNDのメンバー。現在はイギリスに住んでいる) 猫 シャルル(毛の長い品種)
特技:狙撃、速読、空間把握、他人の顔色をうかがう事。
その他:髪の色は銀色 瞳の色はロイヤルブルー
他の子供より少しだけ発育が良い。身長は同年代男子よりも高い。顔は中性的 というよりも無性的。将来的に血で血を洗う争いを生むタイプの美しさに成長する
概要
KND月面基地防衛部隊、通称MBDCの総隊長を務める少女
快活で見た目も相まって男子のように見えるが、自分の性別は女子であるという認識はしている
女子人気は男子からの人気よりも厚いらしく、もし10枚のラブレターをもらったならば、きっとそのうち5枚は自分を男子だと思ってのラブレター、残りの5枚は女だとわかっていての5枚だと言い切るほど
男子人気はないわけではないものの、「この女の子のことを理解しているのは自分だけだ」という厄介な夢を見る男にばかり好かれる為に、「女の子も男の子も、本当のあたしを見て恋に落ちる人なんていないのさ」と言っている
別名は星の王子様。彼女のことをきちんと女子と認識しているのは月面基地の面々と、その他交流の深いメンバーのみ。紳士のようなふるまいを身内以外にはするために、彼女の本性を知る人間はそうそういない
ちょっとものぐさな彼女のことを知っていたとしても、傲慢でどうしようもないほど性格の捻じれた悪役のお姫様のような深層心理を知る者はまだいない。(清廉潔白な王子様と呼ばれ過ぎてて、本人がその深層心理に気付いていない)
思考は可憐な乙女のようでもあり、嗜虐的な少女でもあり、清廉な王子のようでもあり、冷酷な名君でもあり、状況や立場によって思考の仕方を変えていく
なんとも掴みどころが難しい性格をしているが、掴んだら最後。案外撃たれ弱い面があるためひたすらアタックするのが吉
服装:青のコートに黒のタンクトップ。青のコートは分隊長たちからのプレゼント。内ポケットには隠し武器や菓子。MBDCのインシグニアの刻まれたコインが入っている
黒のタンクトップはたまにキャミソールになるし、Tシャツはハイネックのアンダーウェアにもなる
カーキ色(たまにベージュ)のショートパンツに黒タイツ(太ももが太いのを気にしている為に、着圧が強くデニールの厚いタイツを着用している)
茶色のブーツ(安全靴)の左足の方のソールに仕込み武器。木製ナイフがついている
そして右耳に2つ、左耳に3つのピアス。銀製のネックレスの裏は名前と血液型。簡易的な認識票になっている
武器
定規ブレード:最初期からある武器。黒板用の三角定規と定規を赤いテープで固定しただけのもの
案外使用頻度は一番高い。意外と強靭。ちなみに木製
ハバネロガン→デスソースガン:腰のホルスターに固定している簡易的なデザインのハンドガンタイプ
MBDC本部のデスクにおいてあるエアガン改造型。自身の軽自動車スキャンパーに積んであるライフル型。月面基地の自室においてあるショットガン型。そして自宅の部屋にあるミニガンサイズの5モデル存在する
普通のエアガン:連射可能のいたって普通なエアガン。FN P90のもの
小型スキャンパー:彼女の機体。軽自動車を改造したもの(右ハンドル)あくまで移動用らしいが、そのままでの戦闘も可能なように武装されている。機体の色は夜空色
クラウン:ビンのフタ2つで出来た煙幕弾。中になにを詰めるかで閃光弾にも手榴弾にも変わる
(赤→煙幕弾。青→手榴弾。黄→閃光弾。緑→催涙弾)
ライテイ:別名ライトニングロッド(避雷針の意味)SSTの所有する武器ライトニングセーバーにとにかく憧れまくり設計した超高圧電力放出武器……ではあるものの、地球のセクターの6割が停電になるレベルの電力供給と詰め込みまくったが故の重量のため、剣や槍として扱うのは非現実的。矢として射出するならまだ使えるものの、コストがかかりすぎるという理由で使用中止。現在凍結中の武器である
メテオール(12歳時での武装):リリアにあうように改良されたバイク。浪漫系武装が施されている
戦闘能力・スタイル:日本に住んでいたころに母方の祖父に稽古をつけてもらっていたため、ある程度の武術はマスターしている(一時期乗馬にも手を出した)武器は軽く持つタイプらしい。(しょっちゅう持ち手を変える)
パワーが異常に強く、瞬間的にならばSSTのナンバー525にも勝てると本人は言っている
その分持久力がなく、スタミナは並の隊員程度。スピードも瞬発力こそあれど、そこから徐々に減速していくタイプ。ちょっと身体が重ため
剣道もやっていたはずなのだが、センスはなく、どちらかというと薙刀や槍のように定規ブレードを使っている
動体視力、空間把握能力が発達しているため、狙撃、射撃が得意なのだが、集中力が切れやすく、パワーはあるので重たく高威力な銃を持ったまま飛び回り、まるで動く砲台のように移動しては撃ちを繰り返している。
本来であれば後方で仲間に指揮をする立場なのだが、積極的に前線に向かっていく
その他(るい。の書く長編シリーズネタバレ。未読注意)
貴方の夢を見ているように、王子様を夢想する
銀色の髪は何色にも反射し、ロイヤルブルーの瞳は夢見る少女をお姫様にしてしまう
結果的に、嫉妬に狂った【お姫様】たちで争いが起きるのだ
童話の中の【王子様】と【魔法使い】。彼女の家は代々地球の安全装置として生まれてくる【王子様】【魔法使い】の家系である
彼女は本来【魔法使い】となるはずだったが、先代の【魔法使い】が突然死し、胎児であったリリアに【王子様】としての機能が一緒に組み込まれてしまった(魔法使いとしての機能の半分は、同日同時に生まれた少年に譲渡された)
捻じれた魔力と、この星の全てを救うための機能が彼女の中で揺らぎ合い、そんななか「デイビッドを守る王子様になる」という初恋に願いをかけてしまったために、ほかの者に恋をしたら最後、リリアの中にある二つは完全に壊れて、王子様でも魔法使いでもない、大きな大きな【モンスター】になってしまう
初恋は実らないもの。やがて彼女は昼の青空を夢見る夜の星のように、一人の少年にまるで撃ち落とされるように、少女は王子様ではなくたった一人の少女として恋に落ちていく。
そうして物語は始まっていく、長く短い子供の物語
この幼い恋が実ることはない。やがて消えていくうたかたの夢。やがて現実に帰る儚い恋
彼女は自分の行く末を知っていても、きっと彼に恋をした
だってあの灰色の景色の中で、彼を見てすべてが美しく色づいたのだから
あたしに色をくれた人、あたしに楽しいことを教えてくれた人
君のことを忘れても、あたしは君が教えてくれたゲームをやるだろうし、今のあたしはきっといつまでも変わらない。
だからこそ、君はあたしにとっていつまでも特別な人。この気持ちが恋じゃなくなったってもあたしは君の今までもこれからの道も愛しているし、今までの君の全てに恋をしていたよ