逆神暘
ぎゃくしんよう
「天地不語,劫禍化身。殺伐淨世,吾命逆神。」
概要
称号:暘神(ようしん)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂天命之仙魔鏖鋒」の主要人物の一人。
精霊の組織「精靈天下」最強の存在にして、狩宇天脈(しゅうてんみゃく)の主。
自然を愛するあまり、人間と魔族を卑下し、滅ぼそうとしている。
人間の少女・古小月との出会いで、性格が少しずつ変わっていく……。
プロフィール
人物
精霊の一族「狩宇天脈」の主である、白髪のエルフの王。シンボルは太陽で、太陽をモチーフにした頭飾りが特徴。精靈天下の中で、実力が最強と言われ、精霊たちから「暘神」と呼んで尊敬される。
自然を破壊する人間と魔族を卑下し、それらを滅ぼして、世界の浄化を目指した。敵には厳しい一方、味方の精霊たちには優しく、親切に接している。愛猫家であり、ペットの苗兒(びょうじ)を可愛がっており、わがままに困らせることもあった。苗兒は普段猫の形をしているが、必要に応じて巨大な句龍獸に変身できる。逆神暘の初登場には、変身した苗兒を乗って、空を飛ぶシーンが見られる。
経歴
かつて精靈天下と幽界の魔族が「精幽大戰」を起こした。大戦の際に、司祭の皇暘月憐が魔族と恋に落ち、内通者として処刑される。月憐の死をきっかけに、一族を率いて、北天七峰岳で「狩宇天脈」を成立。気力が激しく消耗された状態で、人間の浩星探龍と交戦し、長い眠りについた。それから長い年月を経て、古原爭霸で宝物「曙光之源」を手に入れた皇暘耿日の努力により、再び目覚める。
再臨した逆神暘は、精霊たちを率いて、過激な手段で人間・魔族と戦う。「血闇晶塔」という災いを起こし、人間と幽界の魔族を苦しませた。幾度もの戦いの中で、多くの人間を捕虜として捕まえられ、犠牲者となった。
捕虜たちを視察したところ、初めて人間の少女・古小月と出会う。古小月が苗兒を助けたことで、処刑が免れる。それに加え、苗兒が古小月に懐いている。苗兒のおねだりに逆らえない逆神暘は、古小月を苗兒の飼育係に任命し、精霊天下にいることを許した。
関連リンク
- 公式人物資料(逆神暘)※中国語