概要
台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。
「霹靂天命之仙魔鏖鋒」シリーズで活躍した。
勇気があり、中原観光の時を隙に、危険な武林を歩き回る。
精靈天下の主・逆神暘に大きく影響を与えた。
Pixivでは本名「蝶小月」のタグを登録したイラストも投稿されている。
プロフィール
人物
本名は「蝶小月(ちょうしょうげつ)」で、通称小月。蝴蝶君が公孫月と共に故郷に隠棲した後、二人の間に生まれた娘。赤い髪に赤いドレスを着た聡明な少女。特徴のオッドアイは、父譲りである。
一家が中原観光を楽しむ際に、公孫月が一足先に帰郷し、小月を蝴蝶君に預けられた。その途中、隙を突いて親元から離れ、老人の従者・憑吾術を連れて武林を巡ることになった。
武術を習得してない一般人だが、その優しさと人の本性を見抜ける知性で、あらゆる困難を乗り越えていく。親元から離れた後、黿無極の一家と出会い、彼らを幾度も助け、家族の雰囲気を和ませた。
黿無極一家から去り、憑吾術と同行する小月。精靈天下の兵士たちが、人間の捕虜を捕える場面を遭遇。二人は共に兵士を引き付けるが、憑吾術はその過程で小月をかばって命を落とし、小月も精靈天下の人質になってしまう。
この間、衰弱した逆神暘の愛猫・苗兒を保護した。捕虜たちが脱走に失敗した時、一人で捕虜をかばって精靈天下の主・逆神暘と立ち向かう。苗兒を保護したことから、一命をとり留め、逆神暘から異例で苗兒の世話役になる。
精靈天下で過ごすうちに、逆神暘の本性の善良さを感じ、人間を敵視する彼を変えようとした。逆神暘は小月に影響され、二人は親友となり、次第に優しくなっていく。だが逆神暘は精霊一族を救うために命を落とし、それを知った小月はひどく悲しんだ。
父・蝴蝶君の元に戻った後、母の公孫月が示流島で遭難。父の後をつけて、共に示流島に上陸する。公孫月が一度救出されるが、小月も母と同様「聖苗の血」を受け継いだことから、今度は母娘そろって邪獄明王に攫われる。紆余曲折を経て、蝴蝶君と劍隨風に救出される。
中原と示流島での事件が終わり、長旅の経験を経て、小月も成長した。蝴蝶君一家は劍隨風を連れて、楽しく故郷に帰っていった。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(古小月)※中国語