風早巽
かぜはやたつみ
貴方にも神の祝福がありますように、Amen♪
プロフィール
概要
事故でアイドル活動を休止していたアイドル経験者。実家が教会。 優しくおっとりした性格で、包容力がある。聖職者ゆえか、悪しき気配を感じとることができる一面も。 空へと通る歌声で、パフォーマンスは優しく落ち着きがある。 『STARMAKER PRODUCTION』の『ALKALOID』に所属している。
(公式サイトより)
人物像
左目の下にある2つのほくろが特徴的な青年。ユニット衣装は丈の短いジャケットに自身のモチーフであるダイヤが随所にちりばめられている。私服はやや昔風のセーター。
玲明学園所属。高校3年生だが、1年留年している。免許を持っているが運転はかなり荒いようで、藍良が「昇天ドライブ」と称するほど。一人称は「俺」。 あだ名は「タッツン先輩」など。口調は基本的に敬語で、稀に「ですな」が語尾につく。芸能活動が長い故か穏やかながらも頭がよく回り、例えば自身含む4人にクビ通告をした英智に何らかの意図があると即座に気づいた。
実家は教会…であるが隠れキリシタンだったらしく、表向きは神社の形をとっているなど、複雑なようである。自信の認識としては「牧師」であり、朝は水場でお祈りをする、食事前には十字をきるなど聖職者としての習慣が身についている。また実家では小さい子供の面倒を見ることが多かったようで、料理や掃除などが得意。
もともとはコズミックプロダクション所属。当時はソロアイドルとして活動しており、実力は相当なものであった。また同じくソロのトップアイドルであったHiMERUとも交流があったようだ。玲明学園で行った「革命」によりコズプロ上層部から干され、スタプロに移籍となった。「1年とすこし」前に事故に遭い、長らく入院していた。留年しているのはそのため。世間から隔絶された環境で療養しており、そのせいでICカードを知らなかったり電子機器に極端に弱かったりする。退院後も、事故の後遺症で時おり足が痛むらしい。本人曰く「膝に爆弾をかかえている」。
ユニット「ALKALOID」では、年長者としてまだ心身ともに未熟な一彩、藍良を支える役割を担う。同じくユニット内の年長組であるマヨイとは持ちつ持たれつの関係。
現在のユニット活動を幸せだと感じており、それが永遠に続いてほしいと願っている。
「革命」について
かつて玲明学園で「革命」を主導した。優秀なアイドルを特待生として優遇し、そうでない者には特待生の下働きをさせる「特待生制度」に反発。すべてのアイドルが平等に輝くことのできる世界を目指した。しかし、HiMERUによれば革命により全てがめちゃくちゃになったという。仕事がもらえるようになった非特待生ははじめは喜んだが、実力がないので結果を出せない。そのうち「聞いていた話と違う」と巽を恨むようになる。巽はそんなアイドルもどきに対しても施しを与えていたが、精神的に疲弊していった。また特待生も仕事を奪われ、非特待生からの反逆にあい弱体化していった。
結局、巽の革命は、彼の思うようにはいかなかった。しかし例えば後輩の漣ジュンは「希望の星だった」と言っているように、一部の生徒には救いになった部分もあるようだ。
なお、巽自身は革命により誰かを傷つけてしまったことを悔いているようだが…