CV:今井由香
概要
『みつめてナイト』の舞台となるドルファン王国の王女だが、自由奔放で我侭なじゃじゃ馬。
お忍びで度々城を抜け出していた。
主人公である東洋人傭兵とは、彼が非常呼集によって王宮に向かう途中に出逢う。
その際にアイスを奢らせたり一日散々振り回す(この時に馬術が高いと、落馬せずに彼女と二人乗馬ができる)
その後、誕生日に呼び出され、改めて名乗り合う事で他のヒロイン同様デートに誘えるようになる。
王女だけに必須となるパラメーターの値が高く、彼女の心はもちろん、傭兵稼業でも活躍して正騎士の称号を得なくてはならない。
こなさなければならないイベントが多い上に、選択を誤ると暗殺者やテロ組織の手に掛かってしまう。死亡するシーンこそ無いものの(主人公を含む大多数が)面会謝絶状態となり、二度と会えなくなってしまう。
このゲームで最も攻略の難しいヒロインの一人。
以下ネタバレ
彼女はドルファン国王デュラン・ドルファンの実の娘ではなく、王国を支える旧家の両翼の一翼ピクシス老によって彼の一族の中から選ばれ偽りの王女に仕立て上げられたのであった。
これは、単にピクシス老の権力欲からだけではなく、国王が子供を作れない身体である事が分かっていたからでもある。
いい加減に見えても王女としての誇りと責任感は十分すぎるほど持っており、公務もしっかりこなしていたが、父である国王が血のつながらない自分を愛していないのではないか、自分は誰にも愛されていないのではないかと言う不安と孤独を常に抱えていた。
主人公の前で見せる奔放な振る舞いも、そうした気持ちの裏返しであったのかも知れない。