日中戦争
にっちゅうせんそう
1937年ごろに勃発した戦争
当時の中華民国が戦場となった。中国国民党と大日本帝国陸軍・大日本帝国海軍との間で戦われた戦争。1941年12月に太平洋戦争が勃発するまで、日中ともに正式な宣戦布告を行わなかったため、当時の日本では支那事変と呼称した。
これにより日本は世界から孤立、1940年に開催予定だった東京オリンピックが中止になり、後にアジア・太平洋戦争(大東亜戦争)に発展する。
1945年8月、日本の敗戦で終結。国民党も疲弊し、1949年には中国共産党に中国本土を制圧されることとなる(中華人民共和国建国)。
日中戦争の賠償問題は、1972年の日中共同宣言を経て、1978年の日中平和友好条約で、最終的に解決した。