福部里志

ふくべさとし

米澤穂信の小説、〈古典部〉シリーズの登場人物で、『データベース』（本人談）。

ＣＶ：阪口大助

概要

神山高校 1年D組の男子生徒。古典部と手芸部を兼部し、総務委員会にも所属している。一般男子としては背は低めで、遠くから見れば女性にも見まごう線の細い外見だが、サイクリングが趣味で脚力はかなり鍛えられている。笑ったような表情をいつも崩さない。いつも巾着袋を持ち歩いており、その中身は様々。伊原から求愛を受け続けているが一貫してはぐらかし続けている。2年では総務委員会副委員長となる。

データベースとして

雑学に長け、自らデータベースと自認する。現代史から推理小説まで広範な知識を持つが、勉強にはあまり興味を示さない。「データベースは結論を出せない」という口癖が表すように、自分から推論を組み立てるようなことはほとんどしない。また、誤情報も持っているのか「神山高校の全ての教室は内側から鍵を掛けることができない」旨の発言をしているにもかかわらず、次の章にて壁新聞部の遠垣内先輩が内側から教室の鍵を掛けていた。（ただし、それについての言及は無い）