概要
・注意!
この内容には「ナイツ&マジック」本編のネタバレを盛大に含みます!
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大西域戦争に介入したエルが急造する形で誕生させた、レスヴァントの簡易改修型幻晶騎士。
その外見から、味方から「塔の騎士」とも呼ばれている。
魔力特化の蓄魔力式装甲(キャパシティフレーム)で作られた追加装甲「ウォールローブ」が搭載されており、既存はおろか新世代機とも比べものにならないほどの魔力搭載量を誇る。
さらに補助腕(サブアーム)を四本も増設し、計六本の魔導兵装(シルエットアームズ)による遠距離法撃が主な攻撃方法で、ウォールローブの持つ防御力も合わせた高い拠点防衛力が特徴。
その反面ローブを主とした追加装備が邪魔となり、移動速度はティラントーよりも低い上に格闘戦能力も従来機に大きく劣る。
ただしウォールローブ自体は着脱が可能であり、移動時や緊急時の問題も解決されている。
※漫画版によると、素体となるレスヴァント本体もウォールローブがフィットするように首や肩部を若干延長する小改造を施されており、この改造された素体を「レスヴァント(ネイキッド・ヴィード)」と呼んでいる。改造しなくてもローブの装着はできるが、可動域や視界が制限される。
これらの出自から、主に固定砲台として運用されている。
ただし魔力の回復速度は以前と変わらない為、一度魔力を使い切ると再度充填されるまでの時間も従来機の比ではない。
その欠点を突かれ一度敵に押し切られてしまったこともあったが、後に交代して砲撃を撃つ二段構えの手法をとることで克服した。
本来は新型機の導入とそれによる戦力再編の為の時間稼ぎとして生まれた機体だったのだが、予想以上の戦果を挙げたことからクシェペルカ残党(後の新世クシェペルカ王国)の主力幻晶騎士の一角となる。
作中ではモデスト・レトンマキ男爵率いる部隊がこの機体でジャロウデク軍を迎え撃ち、敗走させる事に成功。
クシェペルカ軍単独で勝利するという戦果を挙げている。
また、鈍重かつ力押しをメインとするティラントーとは相性的に優位だった事も本機の活躍の一因となっている。
(公式設定でもジャロウデク王国の侵略最大の誤算の一つとなったとも明言されている)
後に法撃戦仕様機(ウィザードスタイル)と呼ばれる幻晶騎士の装備形態の開祖である。
因みにアニメ版では性能が向上しているようで、カルディトーレと同じ位置で戦っていたりティラントーと鍔迫り合っている。
格闘戦が不利とは一体……
(一応補足しておくと、戦争終盤のジャロウデク軍は損耗が大きく、整備性が他の機体に劣るティラントーは本来のパワーを出し切れず、パワーダウンしている部分もあった)
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デストロイド……立ち位置が似ている