エストレヤ
えすとれや
カワサキが発売していたバイク。
概要
カワサキが1992年に発売したバイク。
昔のイギリス車を思わせるクラシックなデザインが特徴である。
エンジンは新設計の空冷単気筒で、1960年代に発売されたカワサキメグロSG(ルーツはメグロジュニアS2)を彷彿とさせつつ、後年では部分的にカワサキ往年の名車であるW1の意匠も取り込んだスタイルとなっている。
ブレーキは前後ディスクだが、一時期はドラムブレーキのモデルもラインナップしていた。
オシャレ系のバイクとして幅広い層に人気を博し、女性ライダーからの支持も厚かった。
時代の変遷に左右されることなく、ほぼそのままの姿で25年間生産されたのち、2017年に生産終了。
この生産期間は、カワサキの車種としては最長記録である。
兄弟車にトラッカー風の250TRがある。
時折「エストレア」と呼ばれるが、もちろん誤りである。