概要
昔のイギリス車を思わせるクラシックなデザインが特徴である…が、発売初期の広告では「ガチョーン」や「シェー」など、広告コピーに昭和のフレーズを使用していた。
エンジンは新設計の空冷単気筒で、1960年代に発売されたカワサキメグロSG(ルーツはメグロジュニアS2)を彷彿とさせつつ、後年では部分的にカワサキ往年の名車であるW1の意匠も取り込んだスタイルとなっている。
ブレーキは「エストレヤ/RS」が前後ディスクで、一時期は前後ドラムブレーキの「カスタム(RS)」もラインナップしていたが、2006年に前ディスク後ドラムに変更。
オシャレ系のバイクとして幅広い層に人気を博し、女性ライダーからの支持も厚かった。
時代の変遷に左右されることなく、ほぼそのままの姿(但し2006年にシート変更やFI化などの大幅マイナーチェンジを施される)で25年間生産されたのち、2017年に生産終了。
この生産期間は、カワサキの車種としては最長記録である。
兄弟車にトラッカー風の250TRがある他、海外ではWシリーズとして扱われ、W250の名で販売されている。
時折「エストレア」と呼ばれるが、もちろん誤りである。
関連項目
ザンザス-同時期に発表された400ccストリートファイター系ネイキッド。エストレヤとは反対に短命のモデルだった。
関連リンク
W250-タイカワサキの海外版エストレヤ商品ページ