概要
1975年、事故増加を理由にバイク(自動二輪)の免許制度が改められ、教習所で中型(400㏄未満)限定免許が取得されるようになった。
そしてこの頃は400㏄~750㏄までのバイクに乗るためには免許センターで「一発試験」を受験して合格しないと限定が解除されないようになっていた。
だが試験の合格率は低く、大型バイクはライダーにとって「高嶺の花」となっていた。
そんな中で1979年、輸出モデルの「Z500」をスケールダウンさせたZ400FX(通称「フェックス」)が売り出され、多くのライダー達のハートを鷲掴んだ。
何といっても魅力は
☆大型バイクと同じようなルックス
☆中型限定免許で乗れる気軽さ
フェックスのヒットで他メーカーからも400マルチのバイクがリリースされ、250㏄の2ストローク車共々「レーサーレプリカ」へと発展していくこととなった。
一方で、エンジンも改良を重ねて90年代の「ZEPHYR(400)」などにも用いられて21世紀初頭まで販売されることとなった。
関連タグ
川崎重工 Kawasaki ふたり鷹 特攻の拓 カメレオン BADBOYS