『ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『天羽組の武闘派・小峠華太』に登場する極道の一人。初登場は2021年12月11日付の動画『【漫画】アイスピック野田vs青竜刀の陳。天羽組と台湾人マフィア…戦争。』である。
些細なことで引き金を引いては抗争を何度も引き起こしており、そのあまりの狂暴さから組織に見放された元台湾マフィアのチンピラ。
後ろ盾を失うと敵対組織からの報復を恐れてか台湾から姿を消し、台湾マフィアが衰退した日本へ隠れ場所を求めて空龍街に潜伏していたが、こちらでも徒党を組んで方々で揉め事を起こし、あろう事か天羽組の若い衆を殺害してしまった。
人物
容姿
青色のアシンメトリーの髪型をしており、左側には編み込みがされている。黒色の服に浅葱色の上着、灰白色のズボンを着込んでいる。
性格
些細なことで引き金を引く狂暴さを持っており、台湾では何度も抗争を引き起こしていた。それが元で組織から追放されており、台湾マフィアが撤退した隠れ場所となった日本でも何度も揉め事を起こしていた。
そして、天羽組の組員を射殺した理由もカラオケ店が混んで入室の順番で揉めていたというものであり、天羽組の若頭の阿久津から聞かされた小峠も怒りを通り越して呆れ果てていた。
総じて言えば、リスクや後先を考えずに行動をしており、これが悲惨な末路につながってしまった。
能力
『玉奪いの陳』の異名通り、金玉と目玉を拳銃で打ち抜く。また、青龍刀での接近戦を得意としている。
活躍
空龍街にあるカラオケ店で天羽組の組員2人と掴み合いの喧嘩になりかけるも、店員が割って警察に通報する事をちらつかせた為、大事にはならなかった。しかし、カラオケを歌えなかった事に不満を感じたのか、店の外に出るや否や組員2人を銃撃をした。
しかし、死亡を確認しないまま逃走をしたため、辛うじて生き残った組員にスマホでその姿を撮影されてしまい、(中国マフィア「六合会」と情報屋の伍代によるものとは言え)小峠の調査によって正体が割れることとなった。しかも殺した組員は野田の舎弟であり、天羽組において狂暴さと仲間思いの野田を完全に怒らせてしまい、野田と小峠にアジトにカチコミをされてしまう。
徒党を組んだ者も、片や小峠の早撃ちに反応出来ずに射殺され、もう1人は長ドスで袈裟懸けに斬殺された。一方陳は青龍刀を持って野田と睨みあっていたが、野田を斬り殺そうと飛びかかった所をアイスピックに仕込んであった塩で目潰しを食らい、足をアイスピックで滅多刺しにされて歩行能力を失ってしまう。
その後は、いつもの廃工場に拉致された陳は、野田にアイスピックで滅多刺しされた挙句、富樫によってハンマーで餅つきのように薄く叩き潰されて粛清、「どう形容していいのか解らないぐらい悲惨」な末路を迎えたのであった。
